7月9日(金)の5･6限目，1学年生徒を対象に心肺蘇生法講習会が行われました。

まずＤＶＤで心肺蘇生法（胸骨圧迫）からＡＥＤ使用の流れまでを確認し，実際訓練用の人形

（※製品名「レサシアン」）を使って3～4名のグループに分かれ，実習しました。

　　

胸部圧迫では「強く（約5ｃｍ），速く（100～120回），絶え間なく（中断を最小にする）」の

かけ声とともに，胸部圧迫30回と人工呼吸2回（コロナ禍では状況を見て省いてよい）の組み合わせで

処置すること，ＡＥＤが到着したらＡＥＤの音声に従い，患者から離れて電気ショックを実施すること

等のポイントを押さえながら繰り返し練習しました。

　　

生徒からは，「有意義な時間だった。今後このような場面に遭遇したら，命を救えるよう行動したい。」

「小学校の頃の講習より内容をしっかり理解できた。緊急時には恐れずに冷静な行動を取りたい。」等の

積極的な意見が聞かれました。

現在コロナ禍ということもあり，救急手当て方法が人工呼吸の箇所等省略される状況もあるとは思います

が，いざという場合には講習会で学んだことを自信を持って実施に移し，救命に役立てて欲しいと思い

ます。