公開日 2023年02月09日
令和5年2月8日に,生活情報科1年生が専門科目「フ-ドデザイン」にて,指宿市食生活改善推進委員6名を講師にお招きして,食育講座を受講しました。
目的は,若者・働き世代に枠を広げ,朝食欠食の解消と食事バランス,減塩の必要性を学び,生活習慣病予防につなげることと,次世代へ減塩の大切さを伝えていくことです。
揖宿地区副会長 下吹越都子 様による栄養講話のあと,各班に講師が指導に入り,郷土料理(芋ご飯,さつま汁,かつお腹皮の揚げ物,ほうれん草とスナップエンドウのおひたし,かるかん)
を仕上げていきました。さつま汁の塩分濃度は,推奨している0.8%で,日頃の食事に生かしてほしいという願いがこめられていました。
当日使用した野菜(大根・にんじん・ほうれん草など)は,本校園芸工学・農業経済科が育てたお野菜を使用し,野菜の切り方や,芋をくずさないように混ぜるこつ,かるかんの型からのはずし方など調理の要領とかるかんが生まれた背景などについても,学ぶことができました。
先日の大雪により,地元では,農産物が大きな被害を受けましたが,地元の食材を活用して,地元の生産農家のみなさまを応援し,本日学んだことを,日頃の食事改善に役立てていきたいと思います。
指宿市食生活改善推進委員のみなさま,御多用の折,ご指導いただきありがとうございました。