第１１２回卒業式及び第６５回修了式が行われました。暖かくよく晴れた日になりました。今回の卒業生は小学部生２人，中学部生１人，高等部普通科生１人，保健理療科生１人の５人と，修了生が専攻科理療科生１人，専攻科保健理療科生１人の合計７人でした。卒業証書授与では，皆さん喜びをかみしめながら，しっかりと受け取っていました。証書を受け取って，階段を降りるときに，会場に向かって「ありがとうございました。」と感謝する卒業生の姿もあり，感慨深いものになりました。
　卒業生へ贈る言葉として，多くの来賓の方からお言葉をいただきました。それぞれの方からひとりずつにお祝いやねぎらいの言葉と共に，今後への励ましの言葉を話していただきました。とても心のこもった言葉に卒業生を始め，保護者の方々，職員一同も感動するものになりました。在校生からの送辞は，中学部の代表者が卒業生への思い出と感謝及び今後の活躍を祈念する言葉を述べました。答辞は専攻科理療科の代表者でした。答辞では，本校に入る決心をして，学校生活を始めたが，学習にとても苦労したこと，同級生との生活は楽しく励みになったことなど，本校で過ごした３年間の思い出を語ると共に，社会に出たあとも日々精進していきたいと力強く決意を述べました。心打たれる素晴らしい答辞でした。
　退場するときには，恒例の在校生による「旅立ちの日に」の歌を，心を込めて歌い，別れを惜しむ涙と共に，温かな気持ちのこもった拍手の中，卒業式を終えました。

卒業式の様子