鹿児島人権擁護委員協議会事務局から講師の先生をお招きして，人権教室が行われました。小学部では，人権作文コンクールの入賞作文をもとに，「一人一人の違いを認め合う」ことについて考えました。「人権」と聞くと，小学部の児童にとっては，少し難しいように感じますが，「友達の良いところ探しをすること」と分かりやすく説明してくださいました。児童からも，「他の人に説明できるくらい人権について分かった」「相手の良いところを見つけて，伝えたい」という感想が出る等，今後の友達同士の関わり方につながる１時間だったと思います。

　中学部では，「ネットいじめ」をテーマに講師の先生のお話を聞いたり，DVDを視聴したりしました。実際にどのような問題があるのかを知ることができ，自分たちの身の回りでも起こるかもしれない問題として考える事ができました。「言葉を発信するときは，一度自分の胸に手を当てて，相手の気持ちを考えてから発信しようと思いました。」という感想もあり，生徒にとって自分自身を見つめ直す貴重な時間になりました。

写真１　作文を読んでいる様子（小学部）	写真２　感想発表の様子（小学部）
写真３　「ネットいじめ」について説明を受ける様子（中学部）