小学部では多くの野菜作りに挑戦しています。自分たちで選んで決めた野菜の種を蒔いたり，苗を植えたりして，これまで大事に育ててきました。昼休みに，皆で助け合いながら収穫し，調理の準備です。桜島大根や青首大根，にんじん，じゃがいも，ネギ，ブロッコリー，水菜…とまるで「ポタジェ」のように，色や形状も様々な野菜が並んでいます。土の中で実が育つため，観察しにくいかな…と先生が悩んでいた“じゃがいも”も，葉や花の観察も楽しみ，土を掘るとコロコロ出てくる様子に，「うぁ～！いっぱいできてる！！」「じゃがいも家族だね～！」と，最近皆で楽しんだ絵本のシーンを重ねながら，子どもらしい会話や歓声を上げていました。

　収穫祭では，感染症対策でグループに分かれて，「シチュー」「野菜鍋」を作りました。野菜の紹介や触察，包丁やピーラーを使った工程でも安全に気を付けながら，主体的に取り組むことができました。鹿児島では珍しく，大雪が積もった日の前日。登校できるか危ぶまれた子ども達も「絶対に，収穫祭は皆でしたい！！」と力説していたのです。「シチューと野菜鍋にして，大正解だったね！！」とにっこり笑顔。心身共に暖まり，充実感いっぱい，笑顔のあふれた時間になりました。

　　　　　　　【力を合わせて収穫だ！】

　　　　　【ブロッコリーも触ってください】

　　　　　　　　【どうぞ，重たいよ～】

　　　【「ネコの手で押さえてね」アドバイス】

　　　　【わたしのじゃがいも　むいちゃおう】

　　　　　　【いい匂いがしてきたね】