６月２８日（水）～６月２９日（木）の１泊２日間，小学部の５年生１人と，引率の担任，主事の合計３人で南さつま市金峰町の「南薩少年自然の家」にて校外宿泊学習を行いました。出発式では頑張ることを発表したり，掛け声を発したりして気持ちを高め，さあ出発。南薩少年自然の家では，担当の研修主事の先生方から温かく迎えていただき，さらに期待が高まりました。

　活動の最初は，串木野西中学校や開聞小学校の児童生徒も一緒に合同の入所式。ここでも児童生徒を代表して，点字のメモを基に抱負を発表しました。

一日目の活動のメインは，カヌー体験。串木野西中学校の生徒と一緒のカヌーに乗り込み，出発です。掛け声係の声を聞いて，潮目に沿ったり，逆らったりしながら，串木野西中学校の生徒と，同じ目的に向かって協力してパドルを漕ぐことができました。同乗している担当の研修主事の先生が説明される，カヌー周辺の動植物の説明も，とても興味深いものでした。

　二日目は，教師とペアになり二人乗り自転車を漕ぎながら，サイクリングに挑戦しました。二人乗り自転車は，両方のハンドルやブレーキがそれぞれ連動している構造のため，安心して自分のスピードとルート選択で漕ぐことができました。途中のアスレチックを楽しんだり，サンセットブリッジを歩いてお願いごとをしたりしました。教師と行き先や止まる場所を伝え合い，額に汗しながらとても楽しそうにエリアを回りました。このサイクリングが，宿泊学習全体の中で，最も思い出に残る活動の一つとなったようでした。

また，初めて家族と離れて過ごしたことで，家族や自分に関わる人たちへの感謝の思いが強くなったようです。南薩での有意義な体験を今後の学校生活，社会生活に生かしていってほしいと期待しています。

　南薩少年自然の家の先生方や関係の皆様の多大なる御協力をいただきながら無事に実施できたこと，感動の体験の場を与えてくださったことに心から感謝いたします。ありがとうございました。

　　　　　　　【入所式でのあいさつ】

　　　　　　　　　【カヌー体験】

　　　　　　【サイクリング，ヤッホー！】

　　　　　　　【食事，おいしかった】