公開日 2023年12月21日
11月1日(水)に鹿児島県庁舎18階展望ロビーで,あん摩の実習を行いました。
本実習は,ヘルスキーパー(企業内理療師)を想定したもので,県庁で実施するのは初めてとなります。ヘルスキーパーとは,企業で働いている従業員の方々に対し,あん摩やマッサージ,はり,きゅうなどを施し,心身のケアを行う施術者のことです。
当日は,専攻科2年生と3年生の7人が,県庁で働く職員約60人の方々にあん摩の施術を行いました。症状をお聞きしながら首や肩,腰に施術を行いました。
施術を受けてくださった皆さんからは,「気持ちがいい」,「業務の合間に体のケアができるのは大変ありがたい」といった言葉が多く聞かれました。澄み渡った空と錦江湾,桜島を目前に,終始和やかな雰囲気に包まれていました。
【眺望も良く,心もリフレッシュ】
【施術の様子①】
【施術の様子②】
【施術の様子③】
実習後の生徒からは,「普段の臨床実習ではあまり施術することのない年齢層の方々にあん摩ができ,とてもよい経験になった」,「問診の内容や施術の時間配分など,いつもの臨床実習と異なるところも多く,戸惑うこともあったが,施術を重ねるごとに慣れてきて,とても良い勉強になった」,「肩こりの人が多かった」などの感想が得られました。
これからも,今回のように生徒のスキルアップ,そして盲学校のことを多く社会の皆さんに知っていただく取り組みを行っていきたいと考えています。