公開日 2024年07月23日
6月14日(金)に,理療科の2年生・3年生があん摩校内実習に取り組みました。コロナ禍の令和3年度からスタートした本実習は,校内での評判も良く,予約開始からわずか半日で全ての枠が埋まってしまいました。
「お辛いところはありますか?」
「ひざが痛みます。子どもたちと一緒に走り回るので。」
この日の患者さんは本校の職員たちです。他にも肩のこり,目が疲れる,腰が痛い,全身やってほしいなどの要望があちこちから聞こえてきました。生徒たちは,一人一人の身体の状態をよく捉え,心を込めて施術を行いました。
「気持ちがよかった,ありがとう。」
「痛かったところが,楽になりました。」
「ほら,こんなに肩が上がるようになったよ。すごい。」
たくさんの感謝の言葉をもらった生徒たちは,日頃の学習や基礎実習で培った技術が,人の役に立つことを実感したようです。また,普段は話をしたことがなかった職員と,施術を通じて親交を深める良い機会となりました。