(5)生命の連続性
【ねらい】
 身近な生物についての観察,実験を通して,生物の成長と殖え方,遺伝現象について理解させるとともに,生命の連続性について認識を深める。

【内容・内容の取扱い】
〈生物の成長と殖え方〉
○ 体細胞分裂の観察を行い,その過程を確かめるとともに,細胞の分裂を生物の成長と関連付けてとらえること。
・ 染色体が複製されることにも触れること。
○ 身近な生物の殖え方を観察し,有性生殖と無性生殖の特徴を見いだすとともに,生物が殖えていくときに親の形質が子に伝わることを見いだすこと。
・ 有性生殖の仕組みを減数分裂と関連付けて扱うこと。「無性生殖」については,単細胞生物の分裂や栄養生殖にも触れること。
 [実験]
・ 体細胞分裂(必修理科観察,実験集へ)
・ 花粉管の伸長の観察(必修理科観察,実験集へ)

〈遺伝の規則性と遺伝子〉
○ 交配実験の結果などに基づいて,親の形質が子に伝わるときの規則性を見いだすこと。
・ 分離の法則を扱うこと。また,遺伝子に変化が起きて形質が変化することがあることや遺伝子の本体がDNAであることにも触れること。