平成24年3月更新

問題行動を未然に防ぐために

 学校においては,児童生徒の問題行動の予防・解決に向け,これまでも種々の対応を行ってきている。その対応は,問題行動の抑止ということに主眼がおかれており,反社会的に目立った行動をする児童生徒を重点的に指導することで,その目的は達せられると考えがちである。
  しかし,今日では,日常生活では目立った問題行動がみられない児童生徒であっても,問題行動を突発的に起こす事例が増えている。このような点にも留意し,教科指導も含めた日常のすべての教育活動を児童生徒の立場に立って振り返り,学校が児童生徒にとって伸び伸びと生活できる場となっているかについて,常に注意を怠ってはならない。そして,児童生徒との間で,カウンセリングマインドを持ち,粘り強く共感的な人間関係や信頼関係をつくり上げることが必要である。
図 仲良し

問題行動を未然に防ぐために確実に実行すべき内容(PDF)


 ○ 校長のリーダーシップの下,全教職員が協力して指導に当たる体制を整備する。
 ○ 児童生徒の問題行動に対する教職員の認識や対応を十分なものとする。
 ○ 学校と家庭や地域社会との連携及び学校間の連携を十分図る。
 ○ 学校と関係機関との連携の在り方について十分な検討や改善を図る。




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