平成29年10月6日(金)，玉里自動車学校，日置警察署交通課，日置地区交通安全協会の方々を講師にお迎えして，単車実技講習会を行いました。
　会場として日置市伊集院総合体育館の駐車場をお借りして，単車通学生を対象に実施しました。
　はじめに講師の方々を紹介した後，地域の二輪販売店のご協力をいただき，通学用単車の整備不良がないか，点検を行いました。ここで指摘していただいた内容は，後日本人・保護者へ連絡して，修理・交換をしていただくことになります。
　次に，玉里自動車学校の方々に安全運転についての講話をしていただきました。ブレーキレバーの握り方や前後ブレーキの種類・特徴・急制動について，普通自動二輪車を使用しての実技を交えながら，分かりやすく説明していただきました。
　また，日置警察署交通課からは，本校卒業生の先輩が白バイで参加していただき，県内や管内の交通事故状況等の講話のほかに，白バイによる模範走行もしていただきました。大型自動二輪を手足のように扱って乗車する様子は迫力がありました。
　講演後，準備していただいたコースを道路と見なして練習走行を行いました。パイロンを障害物と見なしたスラローム走行で日頃の運転の癖をチェックした後は，パイロン間の狭い空間で，車両感覚や低速走行でのバランス感覚をチェックして，最後に急な飛び出しを想定した急制動で前後ブレーキの使用割合をチェックするコースでした。
　通学で単車を利用している生徒も，このような練習は毎年この時期の1回のみしかできないので，なかなか思うようには単車を扱えないようでした。様々なことを意識しながら，安全運転に心がけての走行を2回ずつ実施することが出来ました。
　今回の実技をとおして，なかなか思うように単車を扱えないことが自覚できたようなので，今回学んだことを活かして，毎日の安全運転を心がけて欲しいものです。