鹿屋高校校長よりご挨拶

公開日 2019年05月17日

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三星会会員の皆様へ

  鹿児島県立鹿屋高等学校 校長 橋口 浩二郎

 

鹿屋高校三年目になりました。日頃から母校鹿屋高校並びに後輩たちへ,熱いそして厚いご支援,ご協力を賜り感謝申し上げます。

今年度創立96周年を迎え,これまでの歴史と伝統を引き継ぎながら,地域の期待に応え,地域から愛され,「大隅の雄」として,存在感のある学校の創造を目指しているところです。校訓の「知・徳・体」の具現化に努め,すべてにおいて高い志をもつ『三星健児』の育成に取り組んでおります。

 

昨年11月には,6回目となります三星塾が行われ,関東,関西,鹿児島市,本部の各支部から5名ずつと,福岡から1名の合計21名の三星健児に講師となっていただき,各クラスに分かれて90分の授業をしていただきました。「目の前にあるやらなければならないことから逃げずに挑戦し続けることの大切さ」,「高い志と熱い情熱をもって」など,これまでの人生経験を踏まえた上での熱いメッセージを語りかけてくださいました。

三星塾の様子⇒ http://sh-kanoya.edu.pref.kagoshima.jp/article/2018110900088/

 

また,12月の修学旅行では,OB職場訪問を実施させていただきました。実際に,先輩方が活躍されておられる姿や普段では行くことのできない場所を見させていただき,たいへん大きな,そして貴重な刺激を受けたところです。お仕事もある中たくさんの職場で受け入れていただき,関東三星会の皆様には,たいへんお世話になりました。

OB職場訪問⇒ http://sh-kanoya.edu.pref.kagoshima.jp/article/2018121200115/

 

今年度に入って,4月25日には,三星会関東支部の今村保忠様(S53年卒,工学院大学副学長)を講師としてお招きし,開校記念講演会を開催しました。演題は,「研究する人生 ~コラーゲンをめぐる話題とともに~」,研究者になるという目標を立て,それを実現してきたこと,コラーゲンという物質と出会い,これまで研究を積み重ねてきたが,まだ終わりは見えないことなどを話してくださいました。生徒からは,「一つのものを,研究し続ける熱意に感動した」「自分の通っている高校の先輩であることを誇りに思った」など,たくさんの刺激をいただきました。

 

同じく三星会関東支部の田野邉幸裕様(S39年卒,(株)優良住宅ローン代表取締役社長)が,野球部に室内練習場を建ててくださり,あわせて最新のピッチングマシンも寄付してくださいました。去る4月13日に関係者が集まり,落成記念式典を行ったところです。これまで,雨が降ると渡り廊下で素振りをするしかなかったところを,守備練習やバッティング練習ができるようになりました。本当にありがとうございました。

このような形で,先輩方からの激励やご支援をいただきながら,生徒たちは充実した日々を過ごしております。日頃の学校生活につきましては,公式ブログを開設して,日々更新しております。後輩たちの様子や学校の現況など広く情報発信しておりますので,ぜひご覧いただきたいと思います。

 

学校としましては,今後も三星会の皆様のご理解をいただきながら,母校鹿屋高校の更なる発展に努力して参りますので,本校の教育活動へご指導,ご助言をよろしくお願い申し上げます。近くを通られた際や帰省された折には,気軽に校長室を尋ねていただければ幸いです。

 

鹿屋高校三星会の益々のご発展と,会員の皆様のご健勝,ご多幸をお祈り申し上げ,ご挨拶とさせていただきます。

                              令和元年5月17日