ごあいさつ

公開日 2020年05月22日

ごあいさつ

校長

                        校長 橋口 浩二郎

ごあいさつ 校長 橋口 浩二郎

 新型コロナウイルス感染症の世界的な大流行を受け,3月から臨時休業という,前代未聞の影響を受けての新年度の始まりとなりました。亡くなられた方々のご冥福と,現在治療中の皆様の回復をお祈りするとともに,一日も早い感染症の終息を願うところです。今年度は,いろいろな面でイレギュラーなことが予想されます。皆さんの叡智を結集して難局を乗り越えていきたいと思います。

本校は,今年度創立97年目を迎え,『大隅の雄』として歴史と伝統を受け継ぎながら,地域の期待に応え,地域から愛される学校を目指しています。生徒たちは,校訓の「知・徳・体」の具現化に努め,すべてにおいて高い志をもつ『三星健児』となれるように日々精進を積み重ねています。

◆教育目標

本校の育てたい生徒像は,「三星(さんせい)魂」をもって,未来を生き抜くことができる「三星健児」を育てることです。ここで「三星魂」とは,校訓の「知・徳・体」を調和的に有している人の心を表します。未来を生き抜くために必要なことは,過去(歴史)に学び,現在(今)を知り,未来(将来)を考えることです。

鹿屋高校Graduation Polcy (GP)

  鹿屋高校での3年間の活動を通して,次の9つの力を身に付けることを目標に,すべての教育活動を展開していきます。

  (1)  基礎的な知識・技能。将来を生き抜くために,必要とされる基礎・基本を身に付けます。教養力と言い換えても良いでしょう。

(2) 思考力・判断力。何が正しいかを自ら考え,判断していく力を身に付けます。

(3) 学びに向かう力。いろいろなことに興味をもち,学ぶ力を身に付けます。

(4) 自己有用感・自尊心。自己有用感とは,自分と他者(集団や社会)との関係を,自他ともに肯定的に受け入れる力で,自己有用感に裏付けられた自尊感情の育成に努めます。

(5) 協働して作り上げる力。他者と協働して物事を成し遂げる力を身に付けます。

(6) 他者を思いやる力。他者の意見を聞いて,寄り添う心を身に付けます。

(7) 物事をやりきる力。最後まであきらめない不屈の精神力を身に付けます。

(8) 強靭な体と精神力。何事にもチャレンジする心と体を作ります。

(9) 主体的に行動する力。自分自身の考えに基づき,行動する力を身に付けます。

以上,9つの力を身に付けることによって,卒業時に「三星魂」をもった「三星健児」になることを目指して,日々の教育活動を

おこなっていきます。

◆今年度のスローガン

 『思うは招く』~「どうせ無理から,だったらこうしてみたらへ」

 今年度も引き続きスローガンとして掲げました。なりたい自分像を考え,そこに向かっていく方法を考え,努力を続けていけば,「夢は叶えられる」ということです。

 北海道で植松電機という町工場を経営する植松努さんの言葉です。生徒一人ひとりが自分の夢に近づいていくために,私たち職員も一緒に寄り添っていきます。

◆これからの時代に対応する教育

   鹿屋高校は,「授業で勝負!」を合言葉に,丁寧でわかりやすく,力のつく授業を展開します。

   高大接続改革の一環として,2020年度(現2年生が受験するとき)から大学入試制度が大きく変わります。

   次代の大学入試等に対応するため,アクティブ・ラーニング研究指定校として3年間,県の指定を受けて,研究を進めてきました。更に,2年前からClassiを導入してきましたが,今年度全学年揃って活用することができ,新しい大学入試に対応していくため,「ポートフォリオの構築」やWebドリルなど活用を進めています。また,今般のコロナウィルス感染症の拡大による臨時休校に対応するためZoomによる遠隔授業You Tubeによる動画配信にも取り組んでいます。

◆改善点

(1) 土曜授業を実施(今年度は,年5回と長期休業中に授業日を設定)

   これまで週4回の7限授業を,昨年度から週2回に緩和しました。これによって,7

限目の時間を利用して,上位層,中位層,下位層,それぞれの生徒に対して,より細や

かな支援ができるようになりました。個別添削指導や分からないところを質問するなど,

有効に活用されています。また部活動の充実も図られています。

(2) 昨年度から「選抜クラス」「普通クラス」の習熟度クラス編成を1年次より実施

     ・ 選抜クラス(35名程度)を編成し,難関大学や難関学部を目指す生徒の進路希望を支援します。

    ・ 普通クラスにおいては,学力に応じて習熟度指導や少人数指導を実施し,地元鹿児島大学等への進学を実現していく学力を養成していきます。

◆進路実績

  本校は,素直に頑張る生徒たち,それを支える先生方の熱い指導,保護者の協力,三星会員(同窓生)からの力強い支援を受け,素晴らしい進学実績をあげています。

令和2年3月卒業の72期生は,全体の37%にあたる93名が現役で国公立大学に合格。特に京都大学工学部に現役で合格しました。この他,九州大2東京学芸大,岡山大2,熊本大6,鹿児島大23などに合格,過年度卒業生も大阪大学工学部,山口東京理科大学薬学部など10名が合格しました。私立大学では,法政大,立命館大,関西大,西南学院大,福岡大,鹿児島国際大,志學館大などに合格しました。 

過去5年間の累計では,国公立大学に494名(京都大や大阪大など旧帝大に16名,地元鹿児島大には140名など),私立大学には1,266名(慶応大,明治大,同志社大など)が合格しています。また,医学部医学科にも5名(鹿児島大,長崎大,山梨大,自治医科大)が進学しています。

◆部活動実績

  限られた練習時間の中で,「質の高い文武両道の実践」を合言葉に,それぞれの部活動で自主的に目標を定め,練習に取り組んでいます。

  全国大会出場 陸上部 カヌー国体7位

  九州大会出場 陸上部,剣道部,弓道部,水泳部,書道部

  県大会 個人2位 陸上男子 水泳女子 カヌー女子 

個人3位 弓道男子

個人5位 剣道男子 陸上男子

ベスト4 男子バドミントン部 女子テニス部

       ベスト8 男子バレーボール部,男子卓球部,女子ソフトテニス部

      吹奏楽部 県吹奏楽コンクール高校A部門銀賞

      書道部  毎日新聞社主催国際選抜高校生書道展 学校賞受賞

      美術部  県高等学校美術展南日本新聞社賞,奨励賞 県美展入選 

      写真部  県高等学校写真展 奨励賞 

◆ボランティア活動

  インターアクト部を中心に,各部活動単位や個人でいろいろなボランティア活動に参加しています。

鹿屋ロータリークラブの協力を得ながら,エコキャップ回収活動,荒平海岸清掃,その他,鹿屋っ子クラブ,こども食堂運営スタッフ,かのやばら祭りボランティアスタッフ,鹿屋まちづくりミーティング,地域清掃活動などに取り組んでいます。ハンセン病問題啓発紙芝居の映像化にも取り組み,南日本新聞に取り上げていただきました。

また,生徒から発案のあった「地元の小中学生に勉強を教える取り組み」について,白崎町内会の皆さんの協力を得て,寺子屋三星塾という形で実現することができました。

 質の高い文武両道の実践を目指して,勉学はもちろんのこと,学校行事や部活動,ボランティア活動に全力で取り組んでいます。

生徒たちの生き生きと活動する姿については,ブログをご覧ください。

 ブログは,こちらから ⇒ http://sh-kanoya.edu.pref.kagoshima.jp/

または,「鹿屋高校ブログ」で検索を

鹿屋高校は,生徒の皆さんの「夢」を実現できる学校であり続けることを目指していま

す。大隅の,鹿児島の,日本の,そして,世界の未来を支えていける若者を育てたいと考えております。

今後とも鹿屋高等学校をよろしくお願いいたします。