旧校歌

公開日 2016年09月15日

佐 藤 六 次 作詞
渡 邊 彌 蔵 作曲

1.高千穂笠沙神代より
偉績かがよう三州の
久遠の光身に浴びて
理想の山路一筋に
岩根踏みさき登り行く
健児の姿ここに見よ

2.明治三十三の春
根ざしかためし花桜
ひらけゆく世に匂いつつ
学びの窓に色映ゆる
神器の徽章燦として
千代を緑の陣ケ丘

3.夜はいそしみ夙におき
鍛練刻苦現在を
活かして励む精神は
巌をもとほす桑の弓
強く正しく明らけき
胸の正しさ誰か知る

4.振り仰ぎ見る天の原
高くかかれる先賢の
御霊の星は語らねど
若き生命にめざめたる
無限の使命影遠し
天馬に鞭を執らむかな

5.行路の険難笑まひつつ
踰えよや進め大通に
やよ青春の六百人
世界の思潮震盪し
澎湃砕くる銀濤の
そこ奮闘の新天地