令和8年度 校長あいさつ

公開日 2026年04月08日

鹿児島県立野田女子高等学校のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

 本校は創立七十八年を迎える、県内唯一の県立女子高校として、食・生活・看護という「人の暮らしと命を支える学び」を大切にし、地域とともに歩んでまいりました。生徒一人ひとりが、専門性と豊かな人間性を身につけ、社会に貢献できる人材へと成長することを願い、教育活動に取り組んでおります。

 しかしながら、今年度は衛生看護科に新入生を迎えることができませんでした。この現実は、学校にとっても地域にとっても大きな課題であり、私自身、重く受け止めております。同時に、これは本校の在り方を見つめ直し、新たな一歩を踏み出す転機でもあります。

 私たちは、地域医療や福祉の現場の声に真摯に耳を傾けながら、本校の看護教育の意義と魅力を改めて問い直し、その価値を確かに未来へつないでいく決意です。そして再び、多くの中学生に「野田女子で学びたい」と思ってもらえる学校を目指し、教育内容の充実と発信に全力で取り組んでまいります。

 本校で学ぶ生徒たちは私たちの宝です。授業や実習、学校行事、地域との交流の中で、生徒がいきいきと学び、誰かのために力を尽くす姿こそが、本校の何よりの価値であり、未来を照らす光です。衛生看護科、食物科、生活文化科、それぞれの学びは異なっていても、「人の役に立ちたい」という思いにおいて一つにつながっています。

 これからの時代は、変化が激しく、先行きの見えにくい時代です。しかし、そのような時代だからこそ、自ら考え、行動し、自分の力で未来を切り拓く力が求められます。

 本校では、「今から・ここから・自分から」という言葉を大切にし、生徒が主体的に学び、自らの幸せを自らの手で築いていけるよう支えてまいります。

 私たち教職員もまた、従来の価値観にとらわれることなく、「進化」を続けながら、生徒一人ひとりに寄り添い、その成長を全力で支えていくことをお約束いたします。

 今後とも、本校の教育活動に対し、皆様のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

鹿児島県立野田女子高等学校
校長 加藤 寛一