平成27年10月更新

平成27年度指導資料(37本発行)

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国 語 社 会 地歴・公民 算数・数学 理 科 生 活
音 楽 図工,美術 家 庭 技術・家庭 保健体育 道 徳
総合的な学習の時間 外国語活動 外国語(英語) へき地・複式 幼児教育 教育経営
情報教育 特別支援教育 教育相談 生徒指導 郷土教育 キャリア教育 
健康教育          

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教科等 標題 執筆のねらい 対 象 校 種
国語
第132号 
鹿児島学習定着度調査を生かした中学校国語科の授業改善
−思考力・判断力・表現力の育成を目指して−
 鹿児島学習定着度調査から,思考力・表現力の育成に関する問題を分析するとともに,具体的な言語活動を通した指導法改善の手掛かりを示す。
 そこで,本稿では,研究提携校の実践等を基に,思考力・判断力・表現力を育成するためには,言語活動の充実が大切であることや「判断基準」を設定することによる指導と評価の一体化について述べる。
     ○
4月
 国語
第133号
「古典B」における古典(古文)を読む能力を育成する工夫
−課題の解決を図る言語活動を通して−
 「古典B」は,古典としての古文や漢文を読む能力を育成することなどをねらいとした選択科目である。
 そこで,本稿では,「古典B」における指導の工夫について,古文指導の実践例を示しながら,言語活動を具体化するポイントを述べる。
       ○  4月
国語
第134号
思考力・判断力・表現力を育成する小学校国語科「読むこと」の授業改善
−「学びの羅針盤」,「学力向上支援Webシステム」を活用した授業展開−
  諸学力調査において,「基礎・基本」の問題に関しては一定の成果が見られる一方で,小学校国語科では「活用」に関する問題を中心に課題が見られており,思考力・判断力・表現力の育成は,ここ数年継続した課題となっている。
 そこで,本稿では平成27年3月に県教育委員会から出された「学びの羅針盤」や「学力向上支援Webシステム」を活用した単元の展開について,授業の例を挙げて具体的に述べる。
  ○      10月 
 社会
第126号
鹿児島県公立高等学校入学者選抜学力検査を生かした中学校社会科の授業改善  入学者選抜学力検査は,選抜としての要素とともに,義務教育9年間で教師が生徒にどれだけの学力を付けることができたかを計る指標の役割を担っている。
 そこで,本稿では,「検査の概要」で指摘されている点を基に,検査問題や検査結果を授業改善に生かす方策について述べる。
       ○  4月
社会
第127号 
社会的事象の意味について考える力を育成する小学校社会科の授業改善  小学校社会科において思考力・判断力・
表現力を育成するためには,問題解決的な学習の中で,児童に社会的事象について調べ,その意味を考えさせることが求められている。
 そこで,本稿では,1単位時間における社会的事象の意味を明確にすることの大切さや,「鹿児島学習定着度調査」を基に,児童が社会的事象について考える力を育成するための授業改善例を紹介する。 
    ○    ○  10月 
地歴・公民
第13号
言語活動の充実を図る学習指導の工夫
−地理A「自然環境と防災」の学習を通して−
 今回の学習指導要領改訂において,地理Aでは,防災に関する学習が重視され,地図の読図・作図など作業的,体験的な学習が求められている。
 そこで,本稿では,「自然環境と防災」において,言語活動の充実(地形図,ハザードマップの活用)を中心にした学習指導の工夫について述べる。
       4月
 数学
第140号

中学校数学科における関数領域の授業改善
−鹿児島学習定着度調査結果等を生かして−

 諸調査により,関数領域の指導については,身の回りの事象を関数を用いて解決したり,説明したりすることに課題があることが分かった。
 そこで,本稿では,平成25年度鹿児島学習定着度調査の関数分野の通過率を分析するとともに,具体的な授業場面における指導の在り方について述べる。
       ○  4月
 数学
第141号
「数学的な見方や考え方」の育成を目指して  中学校数学科においては,基礎的・基本的な知識及び技能を習得し,数学的に考える力を育むとともに,事象を数理的に考察する能力と態度を養うことが求められており,「数学的な見方や考え方」を育成する上でも大切である。
 そこで,本稿では,「数学的な見方や考え方」の育成を目指す授業改善のポイントを実践例を挙げながら述べる。
         ○  4月
数学
第142号 
 「学び直し」を生かした複素数平面の指導法   学習指導要領の改訂により,数学Vに複素数平面が入った。その学習内容については,様々な分野の既習事項が活用されている。そこで,本稿では,複素数平面の学習過程において,既習事項の「学び直し」を意識した指導法について述べる。        ○  ○ 10月
 理科
第300号
アブラナ科植物の形態観察と交配実験に取り組ませるための指導のポイント  中学校理科では,植物の生活と種類を花のつくりと働きを通して学習したり,生命の連続性を植物の生殖を通して学習したりする。高等学校生物基礎では,生物の多様性と共通性について,アブラナ科を代表例として取り扱っている。
 そこで,本稿では,アブラナ科の形態観察や,交配実験を紹介し,学習指導の工夫とポイントを述べる。
     ○  4月
理科
第301号 
小・中学校との系統性を踏まえた高等学校化学の指導の工夫  学習指導要領においては,小・中・高等学校を通じた理科の内容の構造化が図られている。
 そこで,本稿では,「粒子」に関する小・中学校の学習内容と関連を図りながら,高等学校化学との系統性を踏まえることで,効率的に指導できることを述べる。
       ○  4月
理科
第302号 
推論する能力を育成する小学校理科学習指導の工夫  小学校理科では問題解決の能力を段階的に育成することが求められており,特に最終学年である第6学年では,推論の能力の育成が求められている。
 そこで,本稿では,推論の能力を育成するために図や表,モデルを用いて考えを表現することを促し,観点を焦点化した上で観察・実験に取り組ませた指導の工夫例を紹介する。 
    ○    10月 
 理科
第303号
「地球と宇宙」単元における科学的な思考力,表現力を育成する指導の工夫    地球の自転や公転については,問題解決的な学習を通して,科学的な思考力を育成することが求められている。
 そこで,本稿では,観測記録とモデルを用い,帰納法的に地球の自転・公転について学習することで,科学的な思考力,表現力を育成するための指導法の工夫例を紹介する。
    ○    ○  10月 
理科
第304号 
小・中・高等学校のつながりを考慮した,力のつり合いの指導の工夫    物理の力学の学習では,力の概念形成が重要な目標である。通常,力そのものを直接見ることはできないため,物体の運動の変化などからその存在を認識する。しかし,力がつり合っている場合は変化が見られず,概念形成が難しい。
 そこで,小・中・高等学校それぞれの校種で学習する事象や考え方のポイントを探り,それらの関連を意識させることで,正しい概念形成を図る指導の工夫を述べる。
  ○  ○  10月 
美術,芸術
第42号 
鑑賞の能力を高める指導法の工夫   図画工作・美術科において,鑑賞指導に課題を抱える傾向がある。
 そこで,本稿では,鑑賞の能力を高めることに効果的な対話型鑑賞学習を主とした指導法の工夫を具体的に述べる。
   10月
 生活
第16号
動植物の生命や成長への気付きの質を高める生活科指導の工夫  学習指導要領改善の具体的事項の一つに,「安全教育や生命に関する教育の充実」が挙げられている。
 そこで,本稿では,生命に関する教育の充実に焦点を当て,内容(7)「動植物の飼育・栽培」の指導を通して,動植物の生命や成長への気付きの質を高める指導の在り方や留意点等について,具体的な実践事例を交えながら述べる。
       4月
 音楽
第47号
楽曲の魅力を感得させ,表現に生かす指導の工夫  音楽科,芸術(音楽)においては,児童生徒に音楽のよさや楽しさを感じるとともに,思いや意図をもって表現したり味わって聴いたりする力を育成することを重視している。
 そこで,本稿では,表現の学習における授業展開例を示し,基本的な指導過程の工夫について述べる。
  4月
 技術・家庭科
(家庭),家庭

第40号
消費行動における意思決定とその重要性を理解させる学習指導の工夫  学習指導要領では,全校種において,主体的に生きる消費者を育む観点から,改善が図られている。
 そこで,本稿では,具体的な指導例を基に,消費者としての適切な意思決定能力を育成するための指導について述べる。
   4月
 技術・家庭科
(技術)

第43号
技術・家庭科(技術分野)における
効果的な学習指導
−年間指導計画と教材・教具等の工夫−
 ものづくりなどの実践的・体験的な学習活動を通して,技術分野における4つの学習内容を生徒に習得させるためには,生徒や地域の実態に合わせて年間指導計画を作成し,教材・教具を工夫して効果的な学習活動を展開していく必要がある。
 そこで,本稿では,効果的な学習指導について,年間指導計画作成のポイントや教材・教具の工夫を通した実践の具体例を提示しながら述べる。
       ○  4月
 外国語
(英語)
第78号
鹿児島学習定着度調査を生かした中学校外国語科の授業改善   鹿児島学習定着度調査においては,身近な場面での出来事や体験したことなどについて,英語で表現する力に依然として課題があることが指摘されている。
  そこで,本稿では,英語で表現する力の向上を目指した,4技能の統合的な活用を図る指導の在り方について,「判断基準」を設定した指導の具体例を示しながら述べる
      4月
外国語
(英語)
第79号 
読解における多様な指導の在り方
−内容理解の視点から−
 
  英文読解を進める上では,話の概要や要点を捉えるとともに,段落ごとの趣旨や論の展開を的確に捉えることが必要である。
 そこで,本稿では,英文の展開や主張を正しく捉えるために効果的な発問や指導法について具体的に述べる。
  ○  ○  ○   10月 
外国語
(英語)
第80号 
コミュニケーションにつながる文法指導  文法指導を行う際,英語で授業を進めることに難しさを感じることも多い。
 そこで,本稿では,文法は「コミュニケーションを支えるもの」と考え,文法事項の導入から,生徒が自然な場面の中で文法事項を使う活動等を通して英文法を身に付けられるような文法指導についての具体例を述べる。
  ○  ○  ○   10月 
道徳
第31号 
学校の教育活動全体を通じて行う道徳教育
−各教科等で行う道徳教育の進め方− 
  道徳教育の充実に向けては,学校が目指す子供像を明らかにして道徳教育の重点目標を全体計画に明記するとともに,指導内容の重点化を図り,学校の教育活動全体を通じて意図的,計画的に具体的な指導をすることが重要である。
 そこで,本稿では,道徳教育の重点目標に基づき,各教科等の授業で重点化した指導内容をどのように指導するのか,具体例を挙げながら述べる。
  ○    ○  10月 
幼児教育
第18号 
幼児期の思考力の芽生えを育む教師の関わり    幼児教育において「思考力の芽生えを培う」ことは,従来から求められていたことであるが,幼稚園教育要領の「環境」の領域では,「他の幼児の考えなどに触れ,新しい考えを生み出す喜びや楽しさを味わい,自ら考えようとする気持ちが育つようにすること」が改訂の際,追加された。
  そこで,本稿では,幼児期の思考力の捉え方や思考力の芽生えを育む教師の関わり等について,具体的な実践例を基に述べる。 
○      ○  10月 
 健康教育
第1号
健康教育の具体的な取組
−ライフスキルを育む授業実践−
 児童生徒において,生活習慣の乱れ,過度なストレス,アレルギー疾患,性の逸脱行動,喫煙,飲酒,薬物乱用,感染症などの様々な健康課題が顕在化してきた。これらの多様で喫緊の健康課題を解決するには,学校における健康教育の充実が望まれる。
 そこで,本稿は,具体的な取組として,ライフスキルの定義を提示するとともに,それを育む授業実践を紹介することで,健康課題の改善への一助とする。
  4月
情報教育
第134号
校内LANの活用
−ローカルサーバによる情報共有−

 校務用コンピュータや校内LANの整備は少しずつ進みつつある。しかし,職員間のコミュニケーションや効果的な情報共有の手段としてそれらが十分に活用されているとは言えない。
 そこで,本稿では,校務の情報化を推進するため,ローカルサーバを利用した情報共有について,その構築方法と活用方法について具体的に述べる。
   4月
情報教育
第135号
ネット依存予防のための指導について  情報技術の進展により,携帯電話等の情報通信機器の所持率は増加し,それらを用いたインターネットの利用拡大が確実に進んでいる。このような中で,従来とは異なる新たな問題が生じており,その問題の一つに,いわゆるネット依存が挙げられる。
 そこで,本稿では,児童生徒がネット依存に陥ることを予防するための指導について述べる。
  4月
情報教育
第136号 
情報モラルの指導
−スマートフォンを安心・安全に利用するために−
 
  社会の情報化が急速に進展し,スマートフォンやタブレット端末が普及する中,児童生徒のスマートフォン所持率も年々増加傾向にある。そのような中で,児童生徒のスマートフォン利用によるトラブルも増えてきており,様々な問題が生じている。
  そこで本稿では,スマートフォンを安心・安全に利用するための,学校や家庭における情報モラルの指導について述べる。 
   ○  ○ ○  ○      10月
 情報教育
第137号
高等学校における知的財産教育の推進    高等学校の学習指導要領では,共通教科情報科をはじめ芸術科目,専門科目等で「知的財産」の指導が取り入れられている。
 そこで,本稿では,高等学校における「著作権」を含めた知的財産教育を推進するための取組について,具体例を交えながら述べる。 
      ○   ○  10月
特別支援教育
第179号
知的障害のある幼児児童生徒の言葉や情緒を育む絵本の読み聞かせの進め方   絵本は,言葉や文字をまだ獲得していない幼児児童生徒にとっても楽しめるものであり,絵本の世界を楽しむことは,障害のある幼児児童生徒の発達にとっても,有意義なことである。
 そこで,本稿では,言葉や情緒を育む絵本の読み聞かせの進め方について提案する。
  4月
特別支援教育
第180号 
ユニバーサルデザインを生かした通常の学級における指導の在り方
−高等学校の実践を中心に−
 小・中学校の通常の学級においては,在籍する発達障害の児童生徒も含めた学級全体への支援として,ユニバーサルデザインの考え方を多く取り入れた実践が行われている。
 そこで,本稿では,高等学校におけるユニバーサルデザインを効果的に活用するための工夫や実践例を中心に述べる。
   ○ 4月
特別支援教育
第181号 
障害が重度で重複している児童生徒に対する自立活動の指導    特別支援学校には,たんの吸引や経管栄養などの医療的ケアを必要としている児童生徒が在籍している。その中には,呼吸機能の向上などの健康の保持を特に必要としている児童生徒も多い。
  そこで,本稿では,障害が重度で重複している児童生徒への自立活動の指導について実践例を中心に述べる。
    10月 
特別支援教育
第182号 
認知の特性に応じた漢字の読み書きに関する指導・支援の在り方    漢字は読めるが書くことが難しい,書くことはできるが読むことが難しいなど,困難さにも一人一人に違いが見られる。
  そこで,本稿では,児童生徒の認知の特性を踏まえた,効果的な漢字の読み書き指導の在り方について述べる。
   ○  ○ 10月 
特別支援教育
第183号
特別支援学級における生活単元学習の進め方の工夫    特別支援学級では,児童生徒の実態に応じて生活単元学習を設定し指導している場合がある。しかし,単元の設定の仕方や具体的な指導の方法等が分からず,進め方に不安を抱く担任も多い。
  そこで,本稿では,生活単元学習の進め方について,障害の特性や児童生徒の「分かりの特性」に応じた具体策を実践例を基に述べる。
 ○  ○  ○    ○ 10月 
生徒指導
第67号 
規範意識を内面化させる指導の工夫
−いじめを行ったた児童生徒への対応
− 
  いじめが起きた際には,まず被害者への対応が求められるが,いじめの潜在化や問題の深刻化を解決するためには,加害者側の「規範意識を内面化させる指導」が必要となる。 
  そこで,本稿では,いじめた児童生徒への指導のステップとその工夫について具体例を挙げて述べる。 
  10月 
教育相談
第134号 
問題行動(暴力行為)への指導の在り方   問題行動を行う児童生徒には,「社会で許されない行為は,学校でも許されない。」という毅然とした対応と,「この行動の背景にある本人の思いを聴き取る。」という深い児童生徒理解に基づいた対応との両面での指導が必要である。
  そこで,本稿では,問題行動の中でも,周りに大きな影響を与える暴力行為に特化し,具体的事例を交えて,その指導の在り方について述べる。 
  4月
教育相談
第135号 
否定的な自動思考を繰り返す児童生徒への認知行動療法のアプローチ   パッと頭に浮かんでくる考えのことを自動思考という。自動思考は,自分の気持ちや行動に大きな影響を及ぼすものである。
 いじめなど人間関係が原因で自己肯定感が低下した児童生徒は,「自分はダメだ」という否定的な自動思考に陥りやすい。
 そこで,本稿では,教育相談で活用できるように,否定的な自動思考のある児童生徒へのアプローチについて述べる。 
   ○  ○  ○  10月


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