令和5年4月更新 |
令和5年度指導資料(18本発行)
●以下の教科等をクリックして,詳細を御覧ください。
国 語 | 社 会 | 地歴・公民 | 算数・数学 | 理 科 | 生 活 |
音 楽 | 図工・美術 | 家庭科,技・家(家庭) | 技・家(技術) | 保健体育 | 道 徳 |
総合的な学習の時間 | 外国語活動 | 外国語(英語) | へき地・複式 | 幼児教育 | 教育経営 |
情報教育 | 特別支援教育 | 教育相談 | 生徒指導 | 郷土教育 | キャリア教育 |
健康教育 | 校内研修 | 特別活動 | 学習指導 | 学習評価 |
●標題一覧(標題をクリックするとPDFデータが表示されます。)
教科等 | 標題 | 対 象 校 種 | 月 | |||||
内容(概要) | 幼 | 小 | 中 | 義 | 高 | 特 | ||
社会 第139号 |
単元を見通して構想する授業デザイン -問いの設定を中心にして- |
○ | ○ | ○ | 4月 | |||
◆ 単元を見通した授業デザインは,資質・能力を育む社会科授業づくりの基盤である。 ◆ 単元を見通した授業デザインに当たっては,単元を貫く問いを設定し,その追究を通して,生徒自身の問いが継続するように構想することが重要である。 #単元を見通した授業デザイン #単元を貫く問い #問いの設定 |
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地歴・公民 第19号 |
学習指導要領に対応した「思考・判断・表現」の評価について -令和7年度 大学入学共通テスト 「公共」 試作問題を通して- |
○ | ○ | ○ | ○ | 4月 | ||
◆ 整理された資質 ・ 能力の一つ 「 思考力,判断力,表現力等」とは公民科の目標「公民としての資質・能力」の育成を目指し,「理解していること,できること」を「どう使うか」である。 ◆ 「思考 ・ 判断 ・ 表現」は公民科における「見方・考え方」を働かせ課題を追究したり解決したりする際に,適切な概念等に着目して考察したり,構想したり,その過程や結果を表現したりする学習過程を適切に設定し,その実現状況を評価することが大切である。 #「公共」における「思考・判断・表現」の評価 #共通テスト「 公共」 |
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算数・数学 第163号 |
統計教育の充実を目指した中学校数学科の学習指導 -「データの活用(分析)」の系統的な理解と「学習の個性化」に着目して- |
○ | ○ | ○ | 4月 | |||
◆ 教育時事やそれぞれの校種の学習指導要領,全国学力・学習状況調査や大学入試共通テスト等から,統計教育の重要性やねらいを把握し授業デザインに生かすことが重要である。 ◆ 統計的な問題解決活動における個別最適な学び 「学習の個性化」に 着目して,授業をデザインすることが,資質・能力の育成につながる。 #データの活用(分析) #統計的な問題解決活動 #学習の個性化 |
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理科 第337号 |
理科の見方・考え方を働かせる問題解決の充実 -令和4年度全国学力・学習状況調査結果を踏まえて- |
○ | ○ | ○ | 4月 | |||
◆ 児童が働かせる理科の見方・考え方を想定し手立てを具体化することが,児童を主体とした授業を実現し,自然に進んで関わろうとする態度を育成する上で重要である。 ◆ 授業では,問題を解決する際に児童が働かせている理科の見方・考え方を顕在化させ,価値付けることや,結果や記録方法に関する見通しをもって観察,実験を行い,事実を基に考えるよう働きかけることが大切である。 #理科の見方・考え方 #問題解決の過程 #振り返り,価値付け #発問の工夫 |
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理科 第338号 |
「物理基礎」における観察,実験の工夫 -教科書をどこまで扱うか- |
○ | ○ | 4月 | ||||
◆ 「物理基礎」の授業においては,基本的な概念や探究の方法を身に付けさせ,科学的に探究するために必要な資質・能力を育成することが大事である。 ◆ 限られた時数の中で,観察,実験などを行い探究する学習活動を充実するためには,教科書の教え込みにならないよう扱いを工夫することも大切である。 #探究活動に充てる時間の創出 #物理基礎で扱う観察,実験の工夫 |
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生活 第20号 |
「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を踏まえた生活科の指導 -幼児期の教育を小学校教育へとつないでいくために- |
○ | ○ | ○ | ○ | 4月 | ||
◆ 「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」について理解し,これらの姿を踏まえた指導を工夫することで,幼稚園・保育所・こども園等と円滑な連携・接続を図ることができる。 ◆ 情報交換や交流などで見えてきた子供の育ちや学びを反映させた教育課程を,生活科を中心に編成・実施していくことで,持続的・発展的な幼保小連携の活動へとつながっていく。 #幼児期の終わりまでに育ってほしい姿(10 の姿) #幼保小連携 #幼児教育との接続 |
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音楽 第56号 |
音楽科の指導におけるICTの効果的な活用 -ロイロノート・スクールの活用による実践例- |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 4月 | |
◆ ICT を活用し音楽を音声と画像等で確認することなどにより,聴覚だけでなく視覚などを働かせながら基礎的・基本的な技能や知識を高めることで,表現を工夫したり,音楽を聴き深めたりしていくことができる。 ◆ 音楽科の授業づくりの際,授業のねらいに応じて,ICT の多彩な機能の中から厳選して用いることで,効果的・効率的な授業づくりができる。 #効果的・効率的な音楽科授業 #ロイロノートを活用した歌唱や鑑賞,創作(音楽づくり)指導 |
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図工・美術 第50号 |
造形的な見方・考え方を働かせる鑑賞の指導 -鑑賞を楽しむ児童生徒を育てる- |
○ | ○ | ○ | ○ | 4月 | ||
◆ 鑑賞は作品に関する知識を獲得するためのものではない。作品を自由に楽しむことができる児童生徒を育てるためには,学校の授業で楽しむ方法を教え,体験させることが大切である。 ◆ 抽象的な作品やアートカードを使った,作品を楽しむ鑑賞の授業を紹介する。また,著作権のない画像の探し方やその活用法を紹介する。 #「造形的な視点」で見る #鑑賞を楽しむ心をもつ #アートカードを使った鑑賞の実践例 |
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へき地・複式教育 第62号 |
予測困難な時代を生きる子供たちを育てる複式学習指導Ⅲ -「シンプル化 」 と 「パターン化」で考える国語科の授業デザイン- |
○ | ○ | ○ | 4月 | |||
◆ 授業をシンプル化するには,学習目標の重点化,学習内容の明確化,学習方法の精選の視点でデザインする 。 ◆ 授業をパターン化するには,単元構成のパターン化,板書の構成を基にした1単位時間構成の視点でデザインする。 #複式学級における国語科の授業デザイン #授業デザインのシンプル化 #授業構成 (単元・1単位時間)のパターン化 |
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幼児教育 第23号 |
幼保小の架け橋プログラムの実施に向けて -幼保小で一緒に考える「架け橋期のカリキュラム」- |
○ | ○ | ○ | ○ | 4月 | ||
◆ 5歳児~小学校1年生の2年間を一体的に捉えた「架け橋期のカリキュラム」を,子供の発達の連続性に留意しながら,幼保小で連携・協働して作成することが求められている。 ◆ まずは,幼保小の子供同士,先生同士が交流することから始め,施設類型・設置者・学校種の違いを越えて互いの教育の目標や内容,実践方法について気軽に話し合える体制づくりが重要である。 #架け橋期のカリキュラム #子供の学びと育ちを中心に据えた幼保小の対話 |
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情報教育 第161号 |
GIGA スクール「次の一歩」 -クラウドサービスを活用した授業改善- |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 4月 | |
◆ 学習道具として1人1台端末が定着してきているが,クラウドサービスを活用した「次の一歩」を踏み出すことで更なる効果的な活用・授業改善につなげていく必要がある。 ◆ クラウドサービスを活用した授業改善に取り組むため,クラウドサービスがどのように活用できるのか理解することが大切である。 #GIGAスクール 「次の一歩」 #県域アカウント #クラウドサービスを活用した授業改善 |
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情報教育 第162号 |
Arduino(アルドゥイーノ)でフィジカルプログラミングに挑戦 | ○ | ○ | ○ | ○ | 4月 | ||
◆ 学習指導要領で小学校から高等学校までプログラミング教育が必修化及び体系化された。Arduinoを用いたフィジカルプログラミングの体験を通して,生活の中にある制御の仕組みについて興味関心を高め,創意工夫しながら課題を発見し解決する力を養うことができる。 #Arduino とブレッドボードによる回路の製作 #フィジカルプログラミングによる課題解決 |
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情報教育 第163号 |
学びをつなぐことで思考が深まる情報Ⅰの効果的指導法 -教科等横断型学習を通して- |
○ | ○ | 4月 | ||||
◆ 情報活用能力育成において, 共通教科情報科は中核をなす教科であり, カリキュラム・マネジメントを通じた,中学校の関連する教科等との縦のつながり,高等学校の他教科等との横のつながりを意識した授業計画を立てることが重要になる
。 ◆ 授業計画では,学習者の思考を深めるために,教科等横断的な視点を取り入れ,教科間の学びをつなぐように意識することが大切である。 #教科等横断型学習 #情報Ⅰ×数学A #情報Ⅰの効果的指導法 |
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特別支援教育 第216号 |
個別最適な学びの実現に向けた集団式知能検査の活用 -認知特性に応じた学習方法を探る- |
○ | ○ | ○ | ○ | 4月 | ||
◆ 教師には様々な発達段階,学びの特性のある児童生徒に対して,集団の中での個の理解と対応が求められている。適切な児童生徒理解により,全ての児童生徒に認知特性に合った学習方法を提供することができるようになれば個別最適な学びの実現につなげることができる。 ◆ 集団式知能検査の結果を読み取り,活用することで,集団の中での個別支援や合理的配慮の検討につなげることができる。 #集団式知能検査の活用 #認知特性に応じた学習方法 #個人内差に着目した指導・支援 |
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特別支援教育 第217号 |
チームで進める校内支援体制の再構築 -校内委員会の機能化に向けて- |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 4月 | |
◆ これまでの支援体制を見直し,機能的な校内委員会を再構築することが,校内支援体制を充実させ,全校的な特別支援教育の推進につながる。 ◆ 校内委員会が機能する「システム」を構築し,活用するツールや進め方を明確にしておくことで,特別支援教育コーディネーターを中心としたチーム支援が進めやすくなる。 #校内支援体制の整備 #校内委員会の機能化 #チーム支援の推進 |
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教育相談 第144号 |
“1人1台端末時代”の教育相談 - 「こころ便ポチッと」を活用した児童生徒理解- |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 4月 | |
◆ 生徒指導の基本となるのは,教職員の深い児童生徒理解である。 ◆ ICTの特性を踏まえて教育相談に活用することは,児童生徒の心身の状態の変化に気付きやすくなるとともに,児童生徒理解の幅の広がりや深まりにつながり,悩みや不安を抱える児童生徒の早期発見や早期対応が可能になる。 #心の健康観察 #児童生徒のSOS #児童生徒理解の深まり #ICTの教育相談への活用 |
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生徒指導 第83号 |
学校・教職員等における児童虐待への対応 -児童虐待対応の在り方を理解する・実践する- |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 4月 | |
◆ 学校・教職員等が児童虐待に係る法令の趣旨や正確な知識,適切な対応の在り方を理解することにより,児童虐待と疑われる児童生徒への対応に迷いなく臨むことができる。 ◆ 学校・教職員等が児童虐待対応に係る専門家や関係機関と連携・協働するための体制構築を図ることにより,児童生徒の安全・安心な環境づくりにつながる。 #児童虐待防止法 #未然防止,早期発見・対応(通告) #専門家や関係機関との連携・協働 |
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学習指導 第2号 |
非認知能力を育てる学習指導の一考察 | ○ | ○ | ○ | ○ | 4月 | ||
◆ 「非認知能力」や「学びに向かう力,人間性等」の見えない学力について分析し,それらの力を,児童生徒自身が自ら学び取っていく学習指導の在り方が重要である。 ◆ 「メタ認知」,「自己調整能力」を育成する学習指導として,「省察する場の設定」や「教師の言葉掛け」,「振り返りの工夫」することが大切である。 #非認知能力の育成 #省察を取り入れた学習#教師の言葉掛け |