演劇部 九州大会 最優秀賞!! 2年連続全国大会出場!!! 

公開日 2024年12月26日

第66回九州高等学校演劇研究大会 最優秀賞!!

12月20日(金)~21日(土)に,沖縄県浦添市で,演劇の九州大会(第66回九州高等学校演劇研究大会)が行われました。各県から選ばれた代表校11校が,それぞれの県で地区大会,県大会を勝ち抜いてきた,60分間の作品を熱演しました。
鹿児島県代表として出場した伊集院高校演劇部の作品名は「朝は明けたり」。
審査の結果,最優秀賞に選ばれ,来年7月26日(土)~28日(日)に香川県高松市で行われる全国大会(かがわ総文2025)に,九州ブロック代表としての出場が決まりました。
2年連続の全国大会出場の結果に,部員は「練習の結果を出せた」と喜び合いました。

 ●作品について
この作品は、奄美群島本土復帰の実況放送をするために奄美に密航した二人のMBC(ラジオ南日本、現南日本放送)社員の実話から着想を得た創作劇です。実話を知るきっかけとなった、MBCラジオドラマ「朝はあけたり」からは、一切の引用はございません。また、ラジオドラマに関係するMBCの関係者の皆様には最新版までお目通しいただき、題材としての劇作のご許可と、創作劇であるという内容のご確認を頂いております。


●奄美群島本土復帰について
戦後すぐ,奄美群島が8年間も米軍の統治下に置かれた事実は,今や若い人にも忘れられています。「無血革命」とも言われる,奄美群島で行われた大変な復帰運動のドラマを何とか形にしたいと,みんなで頑張ってきました。実話を基にした創作劇ですので,実在した方々がモデルとなっています。MBC社員の古川さんの生前のインタビューなども参考にし,それまでの彼らの人生も交錯させながら,リアリティを追求しました。
また,奄美大島の方々から島の方言や三線,踊り,当時の様子などをお伺いしました。多くの方々のお力をお借りして,全国大会への切符を手にしました。本当に感謝しています。


来年の全国大会まで,さらに作品を良いものにできるよう,部員一同,懸命に臨みます!

 

IMG_1474

IMG_1476