公開日 2020年05月08日
教育目標
日本国憲法及び教育基本法の精神に基づき,建学の理念を踏まえ,自ら学び常に向上する意欲を持ち,社会の変化に臨機応変に即応し,主体的に行動できる創造性と協調性に富む生徒を育成する。そして,郷土を愛し,地域社会に貢献し信頼され,実社会にたくましく生きる人材を育む。
経営方針
公教育の理念に則り,魅力にあふれ活気みなぎる学校づくり・地域に信頼される学校づくりをめざし,個々の生徒の可能性を最大限に伸ばし,持続可能な地域・社会の発展に主体的に貢献できる人材の育成に努める。
① 「時を守り,礼を正し,場を清める」精神をとおして,人格の陶冶を中心に据えた全人教育を推
進する。
・生徒一人一人の能力,個性を見つめ,その学力を最大限に引き出す努力をする。
・生徒は地域の品格と矜持の鏡であるという認識の上に,情操豊かで高雅な生徒の育成に努め
る。
② 個々の資質と指導力の向上に努めるとともに「一人はみんなのために,みんなは一人のために
(One for all, all for one)」全職員がスクラムを組み,個人主義に陥らず,組織体と
して全ての事に当たる。
③ 町教育委員会及び地域との連携を深め,自然環境や人的・社会的資源を積極的に活用し喜界中
学校との中高一貫教育の在り方を模索し,6年間を見通した進路設定・進路達成への努力を惜
しまない生徒を育成する。
④ 郷土を愛し,自らの人生を自らの手で切り拓くことのできる活力に満ちた生徒の育成を図る。
⑤ 人間尊重に根ざした心の教育の実践に努め,人権同和教育の推進に努める。
⑥ 生徒の安全意識及び学習環境に対する美化意識の高揚を図り,家庭を通し地域社会と連携し,
地域に信頼される学校づくりに努める。
⑦ 国際理解教育を推進し,異文化に対する理解を深めグローバル人材としての資質を養う。
努力目標
① 個々の生徒の進路希望を実現させるために,基礎学力の定着を図り,「授業で勝負する」
という気迫に満ちた授業を実現する。
・アクティブラーニング型授業実践
・ICTの効果的活用
・「学びの基礎診断」の活用とPDCAサイクルの確立
・中高連携によるキャリア教育の充実(キャリアパスポートの活用)と初期学習指導の
徹底(学習習慣の定着,基礎学力の伸長)
② 保護者との連携を深め,生徒一人一人の心に染みる生徒指導を目指し,当たり前のことを
当たり前に取り組む生活習慣づくりに努め,品位ある喜界高校生の育成を目指す。
③ 各種学校行事などの工夫・充実に業務改善を意識して臨み,質の高い教育を持続発展させる。
また,地域や保護者・中学校等との綿密な連携を深め,地域に愛される喜界高校を目指す。
④ 多様な視点での学習評価の確立
・e-ポートフォリオによる個人の学びの記録(多面的・総合的評価による大学入試への対応)
・ルーブリック評価
・観点別評価
・パフォーマンス評価(英語4技能への対応)
⑤ 地域との協働による高等学校教育改革推進事業(地域魅力化型)への申請を目指して「総合的
な探究の時間」の見直しと充実を図る(地域人材や資源を活用したプログラム開発)
教育構想(喜界高校グランドデザイン)
喜界高校グランドデザイン
「郷土を愛し自ら人生を切り拓くグローバルリーダー」とは,昨年,創立70周年を経て,今年度,次の百年への新たな一歩として,本校が掲げた育てたい生徒像です。
社会に開かれた学校として,これまでの中高一貫校としての取り組みを生かしながら地域の産・学・公・民を結ぶコンソーシアムの構築を目指し,地域と連携した教育活動を展開していきます。
喜界島は自然や文化・歴史などの資源やあらゆる分野の人材溢れる島であり,この環境に子供たちをたっぷりと涵し,様々な体験を通して育んでいくことが今こそ求められています。
すでに総合的な探究の時間は昨年度から始まっており,生徒たちが地域の課題を発見し,課題研究などの探究活動を通して周りの仲間と共働し対話を重ねながら解決策を見出していく取り組みが始まっています。
学年ごとに生徒たちが高みを目指すイメージで,隆起する珊瑚礁が描かれ,さらに全体図はガジュマルの木根を皆さんの知的好奇心の広がりと重ね,すべてが地域社会とつながって共働しながら支え合っているイメージを表しています。
周りに流されることなく,自らが主体となって変化を起こしていける存在となって持続可能な社会の,そしてこの喜界島の魅力の発信と課題解決に向けて邁進していく人材育成を目指していきます。
PDFの閲覧にはAdobe System社の無償のソフトウェア「Adobe Reader」が必要です。下記のAdobe Readerダウンロードページから入手してください。
Adobe Readerダウンロード