学校長あいさつ

公開日 2020年04月06日

 

 串木野は,古くから漁港として海外との交易が盛んな土地です。日本でも有数の遠洋マグロ漁業の基地としても知られています。また,幕末のころ当時はまだ鎖国であった時代に,19人の薩摩藩英国留学生が旅立った羽島があります。後に彼らの志は各分野において開花し,日本近代化への原動力となりました。こうした高い志を抱いて外界へ羽ばたこうとする気質が串木野にはあるように思います。

 本校は,昭和3年4月,串木野公民学校として開設,鹿児島県串木野家政女学校と改称し,以来幾多の変遷を経て,昭和25年4月に鹿児島県立串木野高等学校となり,現在に至ります。今年で創立92年目を迎える歴史と伝統を誇る学校です。同窓生は1万2千名を超え,多くの先輩が国内ばかりではなく,広く国際社会におきましてもご活躍なさっています。

 さて,昨年末から新型コロナウィルス感染の影響により,世界中が混乱しています。学校も従来の教育活動ができない状況にあります。このように刻々と事態は変化し,予測不可能な状況が続く今こそ,社会の変化に柔軟に対応し,社会に貢献する人材の育成が必要となります。

 自己指導能力すなわち生徒が自ら考え,判断し,行動する能力,の育成が急務であると考えられます。そこで,あらゆる教育活動において,教員は生徒に自己決定の場を設け,自己存在感や共感的人間関係を実感できる場の設定に努めております。

 本校の生徒はそれぞれが志を掲げ,「積極」「好学」「邁進」の校訓のもと,自己実現へ向け日々の教育活動に励んでいます。小規模校ではありますが,「いきいき串高」を旗印に教員自ら率先垂範し,地域に愛される学校を目指しています。串高生が元気に充実した学校生活を楽しめるよう,地域の方々のご支援を賜りながら特色ある教育活動を展開してまいりたいと考えております。

 どうぞよろしくお願いいたします。石塚一哉校長(楕円2)

 令和2年4月 

 

                            校長  石塚 一哉