公開日 2026年06月05日
種子島中央高校ミライデザイン科では、地域に伝わる郷土芸能を後世に伝えるため、デジタル技術を活用した保存活動に取り組んでいます。
現在、保存活動の対象としているのは、中種子町の町指定文化財であり、同町野間の下田集落に伝わる郷土芸能「下田アッチャメ踊り」です。今回、下田アッチャメ保存会から濱脇時則さんと下田敬三さんにお越しいただき、踊りや歌を動画として記録する機会をいただきました。
アッチャメ踊りは、下田嘉太郎という人物に由来するとされる踊りで、その子孫が下田敬三さんとのことでした。下田さんのお話では、沖縄のカチャーシーの影響を受けたのではないかとのことです。
アッチャメ踊りは、歌に合わせて徐々にテンポが上がっていく踊りです。生徒たちは、濱脇さんからアッチャメ踊りを直接教えていただき、実際に体を動かしながら、踊りの特徴や難しさを体験しました。
最後の方では高校生も息が上がるほどでしたが、60代の濱脇さんは見事な踊りを披露してくださいました。撮影では、下田さんの歌と太鼓に合わせて3回にわたって踊っていただき、その力強く軽やかな踊りに、生徒たちは大きな刺激を受けていました。
今回撮影した濱脇さんの踊りは、モーションキャプチャー技術を用いて、動画から体の動きをデータとして抜き出し、3Dキャラクターの動きに反映させます。今後は、若い世代にも親しみやすい3Dキャラクターがアッチャメ踊りを踊る動画を制作し、全世界に向けて発信することで、アッチャメ踊りの魅力を広めていく予定です。


地域に伝わる踊りや歌に込められた歴史を学びながら、郷土芸能をどのように未来へ残していくかを考える貴重な時間となりました。ミライデザイン科では、地域の文化を学ぶだけでなく、デジタル技術を使って記録し、発信し、次の世代へつないでいく活動を進めています。
ご協力くださいました下田アッチャメ保存会の濱脇時則さん、下田敬三さん、誠にありがとうございました。











