校長あいさつ

公開日 2021年04月01日

徳之島高校のウェブサイトを御閲覧いただき,ありがとうございます。

 本校は今年で創立16年目を迎える新設校ですが,その背景には昭和21年創立の徳之島農業高校と昭和25年創立の徳之島高校の流れを引き継いでいます。両校の使命であった,「島の宝である生徒たちを,徳之島の,鹿児島の,そして日本の将来を支える人材へ育てること」を本校がしっかりと継承・発展すべく,様々な教育活動に取り組んでいます。 

学校長写真

 昨年から猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症の影響は非常に大きく,企業の収益や個人の収入が激減しています。この地域も大きな打撃を受けたと思います。このコロナ禍の影響で,テレワークやeコマース,スマート農業などICTやロボット技術を主体とする新しい仕事が創出され,首都圏などに行かなくても地方でも報酬の高い仕事が出来る時代になりつつあります。このような変化の激しい時代に対応するためには,あらためて『生きる力』が必要です。私は,『生きる力』とは「自分で稼いで飯を食う力」であり,情報の収集力・発信力がその『生きる力』につながる鍵だと思っています。

 令和2年度から実施している『地域との協働による高等学校教育改革推進事業』は,地域の方々の御理解と御協力をいただきながら,地域の魅力などを生徒自ら調査・研究し,発表するという素晴らしい取組です。この取組の研究成果をさらに深く考察し,世界に向けて発信出来るような内容に高め,海外の生徒とも議論できるようなスキル(即ち情報の収集力・発信力)を身につければ,将来の大学等への進学や就職に大いに役に立つとともに『生きる力』=「自分で稼いで飯を食う力」になると私は確信しています。

 では,情報の収集力・発信力を身につけるためには何が大事なのか。それはまさに日々の高校生活なのです。普段の授業や部活動等で「何故そうなるのか,どうしたら私はそれを理解できて人に説明できるか」と繰り返し考えることで身につくのです。「探究心を持って何かを学ぶこと,それが『生きる力』へと進化する」と思ってください。

 本校は,生徒の命と安全を最優先に考え,社会生活に必要な三原則「時を守り,場を清め,礼を正す」の教育理念のもと,「文武両道」を維持しつつ,『生きる力』の育成に全職員一丸となって取り組みます。皆さん,自分にしかないその光り輝く才能をこの徳高でさらに磨きませんか。

 来たれ,未来のフロントランナー!蒼穹へ舞い上がれ,島の宝たち!

令和3年4月1日
鹿児島県立徳之島高等学校 校長  玉利 博文