11月４日（木）に家庭科の授業の中で，１年生対象に「食に関するセミナー」を行いました。

「かごしまの教育」県民週間でもあるため，生徒・職員だけでなく，保護者や地域の方の聴講も
ありました。

今回は，「子どもの心と健康を守る会」の代表であり，ミネラルのはたらきの啓発活動をされている
国光美佳先生に御来校いただき，「『食で変わる心と体』～ミネラルってなぁに？～」という演題で
講義をしていただきました。

　　　

　　

はじめに，自分の好きな食べ物・嫌いな食べ物を思い出し，自分の食生活を振り返りました。
その後，チェックシートで当てはまる症状がないかを確認し，どのようなミネラルが不足して
起こるのかを学習しました。

また，ミネラルは，酵素の働きを助けたり，神経伝達物質やホルモンを作ったりする時にも
欠かせない，体だけでなく心にも大切な栄養素であるということ，しかし，現代の食事では，
ミネラルが不足する状況にあることを教えてもらいました。

　　　

 

そこで，今回はミネラル補給するための方法として「かける・混ぜる」を教えていただきました。

煮干しや昆布などの天然だしや良質なオイルをかけたり混ぜたりすると手軽にミネラルが摂れると
いうことで，「ミネラル味噌のねりねり」の実習を行いました。　　

　　　

 

講義終了後には，「心の状態にも影響があることにびっくりした。」，「ミネラルを摂らないと
頭痛やめまいなどマイナスなことがたくさん起こるということが印象に残った。これからは積極的に
ミネラルを摂っていきたい。」，「ミネラルが思っていたより大事だと分かった。」といった感想が
ありました。

今後の生活では，今日の実習で作ったみそ汁を毎日食べたいといった声も多く聴こえました。

本日の講義や実習の内容をこれからの食生活に活かしてほしいと思います。

 

お忙しい中，講義を行ってくださった国光先生，ありがとうございました。