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本校は,「東洋の海に浮かび輝く一個の真珠」と形容される,県最南端に位置する与論島に,町民の方々の切なる願いの下,昭和42年に県立大島高等学校与論分校として開校しました。
昭和46年には県立与論高等学校として独立し,これを機に校章や校歌などが制定されました。
平成12年には与論町立与論中学校との連携型中高一貫教育校の指定を受け,新たな歩みを刻みながら一島一校の高等学校として,その役割を着実に担ってまいりました。
令和となった新しい時代においても,「好学・創造・親和・不屈」の校訓の下,良き伝統と爽やかで落ち着いた校風を継承しています。
令和2年度からは,「予測が困難な時代を主体的に生き抜く力をもった生徒を育成する」を重点目標に掲げ,教育活動の改善・充実を図っています。その成果が着実に表れ始め,今春の入試では東京大学・東京外国語大学・鹿児島大学・琉球大学などの多数の国公私立大学合格を生徒たちは手にしました。
日常の学校生活においては,与論の文化や自然,島で生きる人々に目を向けて小中学校時代に取り組んできた「ゆんぬ学」を高校の総合的な探究の時間「ゆんぬ」でさらに深め,「与論島にルーツのある自分に誇りを持つ」ことを生徒たちには意識させています。生徒は与論町や民間のイベントおよびボランティア活動などにも積極的に参加してくれます。また,大学との連携における東京大学「サイエンスキャンプ」や鹿児島大学「価値創造ゼミ」において,高いレベルで自分の可能性を広げる生徒もいます。このように,与論島でしか受けられない教育コンテンツをフル活用しながら自分たちの存在価値を高めさせ,新たな時代の担い手に必要とされる資質・能力の育成に努めてまいります。