理科探究活動発表会

公開日 2022年01月24日

1月19日(水)に3年1組による理科の探究活動発表会が行われました。発表内容は,授業で約半年間にわたり生徒が実験や観察等を行って研究したものです。

<タイトル一覧>
1 ブダイ色について
2 乳児の食事
3 すっぽんとれなかったから カメにしたお
4 太陽光で目玉焼きを焼こう!
5 飛べ,バッタ!
6 星座
7 魚の仕組みについて
8 オオゴマダラとツマベニチョウについて

 

1 ブダイ色について

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ブダイとは,魚のことです。魚釣りが好きな生徒たちが,ブダイの色について興味を持ち研究テーマに選びました。

与論で釣れるブダイは,青色や茶色なんだそう。「でも世界には色とりどりのブダイいる!」ということで,なぜ環境で色が変わるのかを調べていました。

 

2 乳児の食事

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子供好きな生徒たちによって選ばれたテーマ『乳児の食事』。乳児に食べさせてはいけない物が何なのか。アレルギー反応とは何なのか。生物基礎で学習した内容も活用して発表をしてくれました。

 

3 すっぽんとれなかったから カメにしたお

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すっぽんの生態を調べたいと思い,与論島ですっぽんを捕獲するところから研究がスタート。なかなか発見できず,自宅で飼育しているミドリガメの観察に切り替わったことから,研究発表のタイトルが決定。食べ物や雄雌の違いなどについて調べてくれました。

 

4 太陽光で目玉焼きを焼こう!

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「太陽光で目玉焼きは焼けるのか?」誰もが一度は疑問に思う(?)であろうことに答えを出すべく研究にチャレンジ。

ソーラークッカーや虫眼鏡を使って,目玉焼きを作ろうと試みましたが,うまく焼けませんでした(卵が乾燥して終わった)。実験を行った時期が秋ということもあり,熱を集められる量が少なったことが原因だと思います。それでも次は成功させようと,工夫を重ねて何度もチャレンジする姿が良かったです!

 

5 飛べ,バッタ!

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与論島にいるバッタは体が大きいです。ジャンプ力もあって,バッタが人にぶつかると痛さを感じます。

「なぜあれほどに高く飛び上がれるのか?」について疑問に思い,その理由について考えました。トノサマバッタ,ショウリョウバッタ,キリギリスの3種類のバッタのジャンプ力を測定。ジャンプ力がありすぎるので,体に糸をくくりつけ,おもりを付けて実験をしました。その工夫がGOOD!

最高で何m飛べたのかランキング(生徒調査による)
1位 トノサマバッタ 2.8m
2位 ショウリョウバッタ 1.4m
3位 キリギリス 1.2m

 

6 星座

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与論では星がきれいに見えます。観光客にも人気がある与論の夜空。街灯が少なく空気が澄んでいるから星がキラキラ輝いています。与論島の赤崎海岸へ行き,星座を観察して写真を撮影しました。スマホのアプリを使って,木星,土星,金星の位置を特定できました。

 

7 魚の仕組みについて

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魚釣りが好きな生徒たちは多い!

魚をテーマに選んだ2つ目のグループ。魚を解剖して,内臓器官の配置と呼吸器官の機能について調べました。えら呼吸を行う魚は哺乳類である人間とは,ガス交換の仕組みが異なります。酸素の取り込みについて詳しく調査し発表してくれました。

 

8 オオゴマダラとツマベニチョウについて

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与論島に生息する蝶「オオゴマダラ」「ツマベニチョウ」について調べました。身近に飛んでいる蝶が,どのような生態であるのか。なぜ与論に「オオゴマダラ」「ツマベニチョウ」が多いのか疑問に思い,蝶の生息場所や食草などについて調べました。

 

 

最後に。

研究をしてくれた3年生,発表お疲れ様でした。

高校卒業後も今回学んだ研究の手法を生かして,物事を深く考えられるようになりましょう!