５月13日（金）に総合的な探究の時間「ゆんぬ」で，探究シンポジウムが開催されました。今年度の探究活動を始めるにあたり，様々な領域で活躍されている与論町の地域の方々や海洋教育に携わる大学の専門家との討論を行うことで，より生徒たちの知見を広げることを目的としています。

 

５時間目は，1年生は探究活動への導入「課題解決って面白い！」，２年生は６つの領域に分かれて対話型ワークショップ「大人の本気な課題解決実践」を行いました。 

探究にとって一番大事なのは「自分の心が動くこと」だそうです。

2年生のワークショップ。

６時間目は，１・２年生が全員参加で初めての取組となる「ワールド・カフェ～ちょっと先の未来を考えよう！私が願う2030」を行いました。

ワールド・カフェとは，カフェでくつろいでいるようなリラックスした雰囲気の中で，意見やアイディアを出し合う会議の仕方のことです。

メンバーの組み合わせを変えながら，少人数での話し合いを続けることで，意見が出しやすくテーマに集中した対話ができる，全員が会議に参加している一体感が生まれるなど，多くの効果があります。

 

ワールド・カフェの実施に向けて，それぞれのテーマのファシリテーター（司会者）が事前に選ばれ，この日のために色々な準備をしていました。

 

テーマは14種類。

未来にむけて，歴史の動かし方／アジニッチェーを越える，与論のリーダーたち／～伝統文化の伝え方～与論の生活様式・言葉・神事・儀式・食事・衣類・住居・道具などの未来について／世界が注目！ゆんぬフトゥバの進化／10代の若者が参加する島づくり／様々な家族のカタチ／魅力ある農業・畜産への進化／最先端を行く，注目される与論の観光業／生活ゴミ・エネルギーの問題に立ち向かう／守られる与論の自然／島の水問題／新時代の台風・津波対策／与論の未来・島民の生活行動の変化／アジアの未来・平和

 

どのグループでも活発な意見交流がなされ，充実した話し合い活動となっていました。

 

今回の探究シンポジウムにあたり，多くの地域の方々や専門家の方々に御協力をいただきました。

ありがとうございました。