公開日 2022年11月22日
秋の良い季節に3年生が行った活動を紹介します。
英語は,「聞くこと」「読むこと」「話すこと」「書くこと」の4つの技能をバランス良く身に付けることを考えて授業を行います。この日,3年1組では,「話すこと」の英語でのやりとりの評価(パフォーマンステスト)を行いました。
生徒たちは「今,私が考える将来の夢」について,2人又は3人で英語で3分以上の話をします。私たち職員は,生徒たちの話の聞き役です。
パフォーマンステスト直前の準備の風景です。セリフや話す内容は事前に考えているのですが,本番では,セリフ等が書いてある紙は,お守り程度に持っておくことしかできません。
せっかくなので,教室を出た外廊下に椅子を出して行いました。全員が3分以上話を続けることができました。また,それぞれが自然体で,楽しそうに英語で会話をしていたのが嬉しかったです。1組は今年中に,もう1回行います。
3年2組は英語ディベートをしました。ディベートは,ある公的なテーマについて賛成反対に分かれて議論することです。今回のお題は「救急車は有料化すべき」です。
司会進行がいます。
そして,賛成派と反対派が向かい合って座っています。
判定は,司会進行の向かい側に座る審査員団です!
本格的な英語ディベートは今回が初めての生徒ばかりでした。始めは,進め方が分からなかったり,論拠があやふやな発言もあったりしましたが,最終日だったこの日は,理路整然とした内容を聞いて理解しやすい英語で発言していました。
この最後のディベートまでに準備に4時限,模擬戦に4時限かけましたが,自宅でも資料を探したり,印刷したり,発表原稿の手直しをしたりと工夫して取り組んでいたようです。生徒は達成感を持つことができました。
このように,3年生の授業は,今まで学んできたことを統合的に「使う」授業ができるところが魅力です。