JpGU(日本地球惑星科学連合)2024年大会参加

公開日 2024年06月06日

2024年5月26日(日)千葉県幕張メッセで行われた日本地球惑星科学連合(JpGU)2024年大会におけるポスター発表セッションにおいて,3年生3名が代表で発表を行いました。

 

前日の25日(土)は午前中,清水建設のNOVAREを見学させていただきました。与論町の取り組む「イノべーんちゅ創出事業」に参画してくださっていることから実現した今回の見学では,清水建設の行っている課題解決についての取り組み方や,現在取り組んでいるさまざまな未来の技術について説明をしていただきました。課題解決の方法については,「今ある課題を解決する方法を探す」のではなく,「こんな未来にしたいを実現する方法を探す」ということがとても心に残りました。その後,NOVARE内の見学をさせていただき,オフィス空間や研修施設,青森から移築された旧渋沢邸など多くの施設を見せていただきました。

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午後からは千葉県柏にある東京大学大気海洋研究所にて,ICP-AESや研究所の見学を行った後,翌日のポスターセッションについての助言などをいただきました。東京大学本郷キャンパスの見学にも行き,赤門や安田講堂などを見ることができました。

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2024年5月26日(日)千葉県幕張メッセで行われた日本地球惑星科学連合(JpGU)2024年大会の高校生ポスターセッションにて,与論高校3年生の有村美南さん,川畑日藍子さん,南咲那さんの3名が代表でポスター発表を行いました。

生徒たちは,昨年度4月から行ってきた「サイエンスキャンプ」の取り組みで,東京大学大気海洋研究所の横山祐典教授,早川淳准教授,平林頌子講師,宮入陽介特任助教,海の再生ネットワークよろんの池田香菜さんにアドバイスをいただきながら研究を進めてきました。その研究の成果について,今回,「与論島における赤土,肥料および日焼け止めの流出状況と沈砂池・浸透池の効果についての研究」,「地質的要素に基づいた奄美群島の水の比較」としてまとめ,代表として3名が現地発表を行いました。

当日はポスターセッションのコアタイム前から,17時頃まで人がほぼ途切れることなく訪れ,多くの研究者と活発な議論を行いました。緊張から始めは小さかった声も,回数を重ねるごとに大きくなり,研究者の方々からの質問についても,堂々とした態度で一つ一つ丁寧に答えていました。大会では今後に向けて多くの貴重なアドバイスもいただきました。それらを反映させてもう一度まとめ直し,後輩たちへ引き継いでいきたいと思います。

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