鹿児島聾学校のホームページにアクセスしていただき，ありがとうございます。
このホームページは，本校幼児・児童・生徒の姿や教育活動等を知っていただくために作成しております。各コーナーを御覧いただき，本校に対する御理解と御支援をよろしくお願い申し上げます。

本校は，明治３６年私立鹿児島慈恵盲唖学院として創立され，昭和４年鹿児島県立盲唖学校と改称，昭和２３年に現在の鹿児島県立鹿児島聾学校となりました。平成２７年には，草牟田から下伊敷に新築移転し，今年度で創立１２１年目を迎えます。

本年度は，幼稚部１１人，小学部１４人，中学部８人，高等部４人の計３７人でスタートしました。寄宿舎には，県内から１８人の幼児・児童・生徒が入舎し，互いに学び合い協力し合いながら生活をしています。

県内唯一の聴覚に障害のある子供たちの特別支援学校として，０歳から２歳児を対象とした乳幼児教育相談や出張相談，小・中学校に通学する子供たちのための通級指導教室，また，聞こえに不安のある子供やその保護者の方々を対象としたきこえの相談や就学前の施設・小・中・高等学校への巡回相談等も随時行っています。本校では，センター的役割を担う部署として平成２４年度に「聴覚相談センター」を設立し，相談支援活動のさらなる充実を図っています。どうぞ，気軽に御相談ください。

校訓「よく話し ことばで考える 豊かな子」の下，「ことば」にこだわり，「ことば」を大切にした教育を進めて参ります。
子供たち一人一人が卒業後の長い人生を周りの人と協力して幸せに生きていけるよう，健康な生活習慣や学力・言語力，人を思いやる心も大事にします。
子供たちは，各種技能検定や文化・芸術活動，スポーツ活動などにも積極的に取り組み，将来の夢や希望の実現に向けて日々努力をしています。令和５年度は，全国高等学校総合文化祭，九州地区聾学校体育・文化連盟福岡大会や全国障害者スポーツ大会鹿児島大会など活躍の場も広がることと思います。

どうぞ，鹿児島聾学校の子供たちの活躍を見守り，応援してくださるようお願い申し上げ，新年度のスタートに当たっての御挨拶といたします。

令和5年４月
                                                      　校　長　東　みゆき