教材・教具

公開日 2016年09月06日

H27年度 教材・教具
 本校職員が作成した教材・教具の紹介ページです。

  【合唱用ひな壇】
 児童生徒が持ち運びやすいように側面に手が入るスペースを作りました。落ちて怪我をしないようにのる部分の幅を広く設けています。また,床に傷がつかないようにすべり止めを貼り付けることで一人一人の顔がよく見えるようになり,歌声が遠くまで響くようになりました。
  【乾燥棚】
 アジャスターを付けることで大きくても移動しやすくし,スライド式にすることで生徒も取り付けし易いようにしました。水きりが良くなるよう乾燥面を傾けています.
  すいた紙を平面に貼り付けることができるので紙の形も崩れず,ハガキの失敗が少なくなり,作業速度も上がりました。
  【車椅子・階段】
 車椅子の乗降が一人では難しい児童用に作りました。
 自分で持てるように穴を開けて軽くし,持ち運びを考えて重ねて収納できるようにしています。安全面を考えて,できるだけ角を丸くしました。自分で車椅子の乗り降りができるように意欲的に練習に取り組んでいます。
  【まめっこオルゴール】
 豆遊びで使用。じょうごに大豆を入れると,その重みでシーソーが傾き,その反動でスイッチが入る仕組みになっています。スイッチが入るごとに12曲のメロディが,順繰りに約10秒間流れます。チャイム音やメロディ音が鳴ると子供たちはとても喜んでいました。
  【パネルシアターボード】
 ボードに絵やイラストを貼り付けることで,読み聞かせや国語の学習などで,児童生徒自身の興味・関心を高めることができ,教師と一緒に活動を楽しむことができました。
  【箱車(リーフちゃん号)】
 子供の体の大きさや乗り降りのしやすさ等を考えて箱車の高さや広さを決めました。新しい乗り物があることに興味を示し,友達と交代で乗ったり,一緒に乗ったりするなど,箱車の利用を通して友達同士の関わりも増えてきています。
  【書見台】
 用途に合わせて角度を3段階に変えられるように,角材の位置を3箇所設け,滑り止めシートを貼ることで,土台を滑りにくくしたり,起こしている面が簡単に倒れたりしないよう,安全面に配慮しました。
書く面を起こすことで前傾をいくらか防ぎ,手で教科書を支える際の過度な緊張が入りづらくなりました。
  【スクーターボード】
  上肢の操作をしやすいように前部分の両端をカットし,ボードにお風呂マットを貼ることで身体への当たりを柔らかくしました。また,ボードの長さを変えることで,下肢もある程度乗せることができ,上肢の操作のみで進むことができるとともに身長の高い児童にも対応しています。
 
車椅子の操作も困難な児童が自らの力で隣の教室や遊びたい友達の所まで自由に移動でき,毎日乗って遊ぶことを楽しみに登校しています。
  【スクーターボード】
  ひっぱって進むこともできるようにロープをつけ,児童も馴染みのあるキャラクターの絵を用いました。 前の部分にロープをつけたことで,自分で上手に進めない児童でも,ロープをひっぱってもらうことで好きな場所へ移動することができました。引っぱってくれる人とのコミュニケーションも楽しむことができています。
  また,自分で移動することができる児童は,手や足を使って自由に前進・後進することを楽しむことができました。


H26年度 教材・教具

 本校職員が作成した教材・教具の紹介ページです。
                      →25年度教材教具

 アームバランサー
 上部からつるされたスプリングで手首と肘の二点を支えることによって,両腕を前後左右にスライドすることができるようになり,作業時の可動域が広がりました。

 にぎにぎミトン
 Aミトンを着用して,持たせたい物を手のひらにのせてマジックテープ同士をくっつけ,持続して物を持つことができます。 


 パソコンラック組み立て治具
 パソコンラック組み立ての際,部材を置く位置をわかりやすくし,組み立て作業をしやすくして規格品を製作できるようにしました。
 Aさんの魔法の手
 ベッドサイドで書画や制作などの活動をする際に,首や腕・手指の可動域が小さい生徒が,視覚でとらえながら,少しでも自身の力で活動することができるようにしたいと考えました。
 ひっぱルン
 握り込む力の弱い生徒が,制作などで「紙を引っ張って破る」「テープの台紙を剥がす」などの動きができるように製作しました。

 軍手人形(パペット)
 児童の注視・追視を促し,歌やお話に興味・関心をもてるようにするため,児童が興味をもちそうな歌遊びを題材にした軍手人形を製作しました。
 鉛筆ホルダー
 鉛筆やペンを握る際に,正しい握り方が身についていなかったり,握る力が強すぎるため,容易に鉛筆を握ることができ,なおかつ正しい握り方を身につけるために製作しました。


 種まきくん
 スコップとしても利用でき,穴を空けて種をまく工程までを一人でできるようにするために製作しました。
棚と持ち物の模型
 かばん棚の中の配置を決め,見通しをもって片付けができるようにしました。実際の棚の大きさと,それぞれの持ち物の大きさの比が同じになるよう,工夫しました。
 キャスターボード04(中型)
 子供が寝た状態で乗ったり,大人が子供をだっこした状態で乗ったりすることができるような丈夫なキャスターボードを製作しました。
スロープ(低タイプ)A・B
 現有の台と一緒に使用し,キャスターボードでスロープから滑り降りる遊びを楽しむことができるようにしました。ずり這いや四つ這い等ができる子供は,自力で上がったり降りたりする使い方も可能です。
 玉ころがし04~雨どい型~
 転がす遊びを行う際に,遊ぶ場を簡単に設置できるようにしました。玉が転がる様子や転がる音、落ちる音を楽しむことで,集中して遊ぶことができるようにし,併せて注視力,追視力を育てられるようにしました。
   玉ころがし~回転型~
 いろいろな玉を転がす遊びをすることで遊びに集中して取り組み,注視力・追視力の向上を図るために作りました。車いすの子供たちも楽しめるように,塩化ビニル管の真ん中あたりにも,玉を入れることができる入り口を設けました。
   歩行用補助具(H.H君用)
 歩行の際に足が交差するために,前に進みにくい状況があったので,真ん中に平板を取り付けて足が体の中心線以上に交差しないようにしました。
   長さ比べボックス
 数学の「長さ比べ」の学習で,任意の角材を2人もしくは3人に引かせて長さを比べさせ,長さの比較をゲーム感覚で楽しみながら理解できるようにしました。