自作教材・教具3 「はめ板」

公開日 2016年09月06日

教具名: はめ板              

○ 製作のねらい

  形や色の概念に気づかせるとともに,手と目の協応を促すため。

目と手の操作空間を狭くし,教材へ注意を向けて見比べやすいように,板の大きさは指でつまんで握れる程度の大きさにした。

○ 教具 / 概略図(写真)

 

 

 

     形の弁別を目的にした。

 

 

 

 

 

  形と色の弁別を目的にした。違う形で同じ色のブロックを選んだり,違う色で同じ形を選んだりする学習をする。

 

 

 

 

 

 

 

 

見本の絵を見て2分割の絵を完成させるはめ板。

 

 

 

 

○ 製作及び使用後の感想
  子どもの手のひらに納まる程度の大きさにしたことで,握ったときの手
 触り(角の感触)の違いが分かりやすく形を認識する手立てになっていた
 様子が見られた。空間を狭くすることで手元に意識を向けやすく,はめ込
 む感触に頼るだけでなく,板を注視しながら操作する姿が見られた。