校長あいさつ

公開日 2021年04月07日

 本校は,本年度,創立55年目を迎える歴史と伝統のある特別支援学校です。昭和40年4月,県内初の肢体不自由を対象とした養護学校として開校し,以来,本県の肢体不自由教育を主導してきました。平成25年度に現在の場所に新築移転し,それと同時に,知的障害のある児童生徒の受け入れを開始し,知肢併置の特別支援学校となりました。令和3年度は,児童生徒343人(小学部137人,中学部88人,高等部118人)が,「明るく・強く・たくましく」の校訓のもと,自立と社会参加を目指し学んでいます。
 本校では,目指す児童生徒像,学校像,教職員像を以下のように設定し,具現化を図っています。特に,本年度は,昨年度に引き続き,小学部入学から高等部卒業まで,連続性,一貫性があり,卒業後の自立と社会参加や進路実現につながる指導・支援の充実に努めることを重点的に取り組んでいきます。その中で,各学部の指導内容について相互理解できるような取組や,卒業後の自立と社会参加及び生涯学習や生涯スポーツなどに関する情報収集と共通理解などの取組を,これまで以上に充実させたいと考えています。また,本年度も児童生徒の安全・安心を第一に考え,感染症対応や事故防止等の取組を徹底します。
 本校は,知肢併置校としての8年間の取組において,確固たる存在価値・財産を築きつつあると考えています。令和となり3年目となる本年度は,それらを維持するだけではなく,授業力,事業力,発信力の3つの力を発揮しながら,更なる進化を目指し取り組んでまいります。地域や関係機関の皆様には,今後とも本校教育活動への御理解と御支援をどうぞよろしくお願いします。

 
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校 長 福田 雅紀

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