公開日 2025年04月16日
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本校は,昭和48年,県下で初めて設置された知的障害特別支援学校(平成19年度から知肢併置校)で,今年度創立53周年を迎えます。
また,令和5年度に,串木野養護学校から串木野特別支援学校へと校名を変更し,新たな歩みを進めています。
ここ,いちき串木野市には,160年前に若き薩摩藩士が遠く英国に出航した羽島があり,尊い歴史の息づく場所でもあります。
さて,入学式の満開の桜から始まり,次々に花が校内を彩るここ「串特“くしとく”)」は,小学部103人,中学部62人,高等部89人の計254人,教職員149人でにぎやかに令和7年度をスタートさせています。また,寄宿舎が設置されており,今年度は22人の児童生徒が入舎しています。さらに,医療的ケアを要する児童生徒については,常時4人の特別支援学校看護師が主治医の先生や保護者,担任,養護教諭等と連携して対応しています。
開校当時から大切にされてきた校訓「つよく あかるく がんばろう」については,児童生徒が共通の目標として常に身近に感じていてほしいと思っています。そのために,機会をとらえて理解しやすいキーワードで児童生徒と確認し合っています。
また,小学部,中学部,高等部,寄宿舎において,それぞれの特色を生かした取組とともに,教職員,児童生徒とも,支え合い,学び合いを重視し,“一体感”のある教育の推進に努めていきます。そして,児童生徒が,夢や希望を見いだし,実現に向け生き生きと学ぶことができるよう取り組んでいきます。
児童生徒の輝く命を大切にする教育,豊かな未来の実現のためには,保護者や地域の皆様のほか,現在そして未来において児童生徒に関わる全員のお力が必要です。それぞれの立場でそれぞれの役割を果たしながら協力していく「協働」での取組を実現させていきます。
羽島から英国に旅立った19人の薩摩藩士のように,夢と希望をもち,新たに挑戦し続けるこの串特に,なおいっそうの本校教育への深いご理解とご支援を賜りますよう,お願いいたします。
令和7年4月
県立串木野特別支援学校
校 長 谷村 真由美