12月15日 人権同和教育講演会

公開日 2017年12月18日

12月15日(金)に人権同和教育講演会がありました。

「誇りをもって生きる」という演題で,部落解放同盟鹿児島県連合会の宮内礼治さんが講演されました。宮内さんは,太鼓店を経営しているということで,太鼓作りを実演しながらの講演でした。

 

 

講演では御自身の経験から,ちょっとした誤解が大きな誤解につながりそれが差別に繋がること,伝えることでその誤解は解けることなどを話していただきました。また,自分の中の差別性に気付くことの大切や,人が生きていくために奪っている植物や動物の命に対し,いただいているという感謝の気持をもつことの大切さも教えていただきました。宮内さんの場合は,太鼓を作る技術を身に付け伝えることが命に感謝する行動であり,私たちが革製品など手入れし大切にすることは命を活かしていることにも繋がるということでした。生徒たちは,1日に作ることのできる太鼓の数を質問したりできあがった太鼓の音をきいて歓声をあげたりしていました。知らないと誤解が生まれることや知ることの大切さを実感できた講演会でした。