公開日 2020年02月10日
3年生が自宅学習となり,1・2年生のみ。本日が,本年度最後の全校朝礼となります。
朝礼に先立ち,第21回県高等学校書道半紙展 優秀賞の表彰があり,続いて國生校長の講話です。
立命館アジア太平洋大学学長 出口治明氏の著書「人生を面白くする本物の教養」から,以下のようなお話がありました。
1「教養とは,人生におけるワクワクすること,面白いことや楽しいことを増やすためのツール(道具)です。」
2「その教養を培ってくれたのは「本・人・旅」の3つ。さまざまな本を読み,人に出会い,旅をすることで世界の広さと豊かさを実感します。」
3「速読は勧めない。じっくり腑に落ちるまで何度も読み返します。本を読むのは著者の話を聞くのと同じ。人の話をていねいに聞かないと身につかないのと同じです。」
4「人間が将来に備える唯一の方法は「歴史に学ぶこと」。歴史上の人物達が収めた成功だけでなく,彼らが犯した失敗をも学ぶことで,同じ落とし穴に落ちないように
しなければならない。それが歴史を学ぶということで,先人達のメッセージを受け取るということ。」
※ 生徒の皆さんが読書をする時,教科書を読む時,日本史・世界史の授業の時,出口さんのような視点で臨むと,よりワクワクする人生・より楽しい人生を送り,
悔いなく生涯を終えるためのツール(教養)を手に入れられるのではないでしょうか。