公開日 2021年10月15日
先日「数学研究会」という何やら難しそう?…な名称の同好会が発足しました。
その数学研究会の活動の様子について,部長の木下誠海さん(2年)に話を聞きました。
―主な活動内容を教えてください。
数学研究会は,「SSK」という進学するときに数学を使おうと考えて
いる人を集めてできた同好会です。活動内容は,決められたところまで
を予習し,*先生が解説→演習といった形で活動しています。
(*顧問は数学科の3人の先生方。)
―どうして数学研究会を立ち上げたのですか?
SSKのメンバー全員数学が好きだということと,1年生のSSKメンバー
もできたことから,同好会を立ち上げれば共通点が生まれることにより
仲間が増え,活動内容もさらに広がると考えたからです。
―数学研究会の特色は何ですか?
数学の授業より先取り学習をして教科書を進められます。教科書を早く
進めることで演習できる量も増え,大学受験に向け様々な考え方や解法
を学ぶことができます。さらに,全員が進学を目指していることから,
進路先について積極的に考えることもできます。少人数なので質問も
しやすく,部員同士で教え合うことも多いです。
―これまで活動してきて,何か思うことはありますか?
2年生は今,4~5人で活動していて,その仲間がいるから頑張れている
と思います。一人でやっていたら,途中でくじけたり,数学が嫌いに
なっていたかもしれません。
―数学研究会や部長自身の今後の目標を教えてください。
活動を続けながら,新たな自分の進路を広げることが目標です。
私自身の目標は,自分に自信を持ち,私ができないなら他の人もでき
ないだろうと思えるくらい実力をつけることです。そして必ず目標の
大学に受かってみせます!
―数学は好き?嫌い?その理由もお願いします。
もちろん,好きです!実は最初はあまり好きではなく,私には無理だと
諦めたくなることが何度もありましたが,次第に力がついているという
実感がもてるようになり,自信がついてきました。できなかった問題も
解けるようになり達成感を感じ,成長を実感しています。
―中学生の皆さんへひとこと。
私は中学生の時までは勉強自体があまり好きではなく,自分自身の将来
についても興味がありませんでした。しかし,SSKに入ってから将来に
ついて考えることも多くなり,目標ができました。毎日毎日,数学の
勉強をしていて辛くなることもありますが,確実に力はついていて,
未来設計があることを支えに頑張れています。
今,自分の目標がわからないという人は,何でも良いので自分の目標を
みつけ,行動に移すことが大切だと思います。数学が好きな人はぜひ,
串木野高校で一緒に勉強しましょう!
自分の将来をしっかり見据えながら主体的に学んでいて,数学に対する熱意を感じました。
数学研究会で数学の達人となり,自身の目標達成をめざして,充実した串高生活を送ってください!