全校朝礼 校長講話

公開日 2020年12月17日

12月14日(月)に行われた校長講話は以下の通りでした。

 

楠隼生に日々実践してほしい三つのこと
①学力向上。(授業に全集中で取り組む)
②人間力向上。(自分から気持ちのいい挨拶・時間いっぱいの清掃への取り組み,文武両道を目指す,読書に励む)
③思いやりの心(人の心の痛みの分かる人になる。相手の立場に立ってものを考える人になる)
これを毎日実践し,普通に自然体でできるようになれば,君たちのこれからの人生に必ず役立つ,財産になると確信しています。


12月12日(土)付南日本新聞のミライページに楠隼高校が掲載されていました。楠隼の魅力・特色を余すところなくすばらしい内容にまとめられていました。まだの人はぜひ読んでみてください。

さて,今日は,先週舎室替えを行い,新生活をスタートした皆さんの生活の参考になると思える「262の法則」というものを紹介します。会社などの組織は,262の法則で言うと「2割の優秀な人材,6割の普通の人材,2割の劣等な人材で構成されている」と言われます。これは,人間的な優劣ではなく得意・不得意に関わる優劣です。この中で一番割合の多い6割の層が組織を担う軸となります。この6割の人材が,どのように活躍するかで,会社全体の組織力が変わるのです。これは我々の身近な生活の中に溢れています。普段の生活で,自分にプラスになる262の法則を探してみましょう!

最後に,高校3年生へ毎日,ご苦労様。勉強 本当に頑張っていますね。
1月16日・17日の共通テストも近づいてきました。毎日,寸暇を惜しんで,勉強している君たちに励ましの言葉を贈りたいと思います。

イチロー選手の言葉

ムダなことって結局ムダじゃない。
全くミスなしで間違いなしで辿り着いたとしても深みは出ない。
失敗を重ねることって大事。
小さいことを積み重ねるのが,とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。
高い目標を成し遂げたいと思うなら,常に近い目標を持ち,できればその次の目標も持っておくことです。
高い所にいくには,下から積み上げていかなければなりません。
何かをしようとした時,失敗を恐れないでやってください。
失敗して負けてしまったら,その理由を考えて反省してください。
必ず将来の役に立つと思います。
「できなくてもしょうがない」は終わってから思うことであって,途中にそれを思ったら 絶対に達成できません。
夢を掴むことというのは一気には出来ません。
特別なことをするために特別なことをするのではない,特別なことをするために普段どおりの当たり前のことをする。

ここからの数ケ月間で,君達は受験を通して人間的にも大きく成長していきます。困難な時を歩いた後には,道ができます。勇気を持って一歩を踏み出してください。頑張れ高校3年生!