公開日 2024年04月26日
第29代校長
新留 克郎 (しんどめ かつろう)
令和6年4月1日着任
川高に行こう!川高で学ぼう!川高で「夢」を実現させよう!
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川内高校は,人権教育を全ての教育活動の基本とし,変化の激しい時代を生きる力を身につけ,自他ともに尊重する心をもった,社会に貢献できる人材の育成に力を注いでいきます。127年の歴史と伝統を尊重しつつ,新たな伝統を紡いでまいります。
本校が設置されている薩摩川内市は,薩摩半島北西部に位置し,歴史的には,薩摩の国の政庁である薩摩国府が置かれた地でもあります。明治30(1897)年4月16日に開校した鹿児島県尋常中学校第一分校を源流とし,学制改革による旧制川内中学校と旧制川内高等女学校の統合,昭和31年の改称を経て現在に至り,今年で創立127周年を迎えます。鹿児島県の普通科高校としては2番目に創立された歴史と伝統ある学校で,約4万人の卒業生が国内外で活躍しています。
生徒の高い志と不断の努力,そして教職員の的確な指導を土台に,勉学と部活動に思い切り打ち込める最適な環境の下,様々な教育活動を展開しています。生徒たちは夢や目標の実現のために自分で計画を立てて積極的に学習に取り組んでおり,難関大学をはじめ,多くの国公立大学・私立大学に進学しています。また,短大や専門学校,一般企業への就職や公務員など,生徒一人ひとりの多様な進路希望にしっかり対応した「個別最適な学び」を提供できるよう努めています。また,部活動では,男子バスケットボール部を始め,漕艇部や陸上部,水泳部,卓球部,放送部などが全国・九州大会の常連となっています。昨年度は文芸部も全国大会に出場しました。生徒たちはそれぞれの「文武両道」を実践すべく,楽しく元気に頑張っています!
本校の良き校風と伝統を継承しつつも,グローバルな視点で物事を考え,地域で活躍する人材育成を目指した教育活動にも取り組んでいます。例えば「総合的な探究の時間」では,各自が研究テーマを設定し,調査・研究を進め,3年次には研究成果のプレゼンテーションを行います。そのために1年次から2年次までに社会問題についての基礎知識の習得,それらを活用したディスカッション,小論文研究,OBによる職業ガイダンス,大学教授等による出張講義を通して課題研究のためのスキルアップを図っています。また,1年生は「薩摩川内市みらいアドバイザー」の委嘱を受け,持続可能で魅力的なまちづくり推進のため,若者の視点から市の抱える課題について調査・研究に取り組み,施策提言を行っています。2年生,3年生でも継続して研究を続け,改めて「みらいアドバイザー」の委嘱を受ける生徒もおり,進路実現にも役立っています。
川内高校は,同窓会等からも多くの支援をいただき,落ち着いて学習できる環境が整っています。今後もより充実した学びを提供できるよう整備していきたいと思います。これからも「地域に信頼され,地域に貢献する学校」を目標に邁進してまいりますので,引き続き,本校への御支援・御協力をよろしくお願いいたします。
中学生のみなさん,川内高校はあなた方一人ひとりの夢を実現させるための環境が整っています。何よりも,楽しく充実した高校生活を送れる学校です。みなさんの入学を心からお待ちしています。
「川高に行っが!」
令和6年4月 第29代校長 新留 克郎