校長あいさつ

公開日 2017年04月17日

最終更新日 2020年04月28日

武台の空は,今日も快晴です!

 

校長 秋元達也

 

 3月1日。卒業生と職員のみの出席による卒業式。新型コロナウィルスの影響で,卒業生たちに対する寂しさと申し訳なさとが交錯した中での実施となりましたが,創立以来1万人目の卒業生を送り出す式典は,卒業生たちの誠意と職員たちの愛情にあふれ,無事終了いたしました。

 そして創立34年目となる令和2年度のスタートです。しかしながら依然としてウィルスの影響は大きく,常にこれからどうすべきか,そのために今何をなすべきか,それを生徒も職員も考え続けています。

 そんな中で,今こそ未来を担う若者たちに学んでほしいことがあります。それは,今だからこそ見えてくる社会の真実があるということです。「コロナウィルスから人々を守る」「社会を守る」「生活を守る」,この目的のもと団結して課題に立ち向かっている人々の姿から,私たちはまず,すべての職業は人々の幸福のためにあるということ,さらには,それらは必ず目的達成の上でどこかでつながりあっているということ(=ひとつでも欠けたら達成は困難になるということ),そして,それぞれの仕事人の持つ「プロフェッショナル」としての素晴らしさなどに気づくことができます。現在ほど,仕事それぞれの価値が,ポジティヴにはっきりと見出せるせる時は,近年無かったであろうということです。

 あとは若者自身が自分を知り,それぞれの仕事の価値や見出した役割にしっかりと当てはめ,自らが進むべき道を設定していく,それができれば,若者たちが将来果たす仕事は,単に「生活を続けていくため」というレベルを超越し,「人のためになる」という理想の営みとして位置づけられるはずです。私はすべての若者たちにそんなキャリア形成を切望します。

 そのための環境として,普通科と情報科学科の併設,さらにはそれを細分化した5つのコース編成や,充実した学校行事,さらには活発な生徒会や部活動状況などは,必ずやその願いを実現せんために生きてくると確信しています。

 「共に生きなん」。学校創設以来,校是として大切にされているこの言葉の意義が今ほど求められている時代はないでしょう。武台生はこのような学校環境の中で,今日も学びを続けています。そんな彼らがいてくれる限り,武台の空は,今日も快晴です!