学校教育目標

　病弱や肢体不自由のある児童生徒の命や人権を守り，教育的ニーズを的確に把握し，一人一人の発達段階や特性に応じた教育を行い，自立と社会参加に向けて心豊かに生きる児童生徒を育成する。

 

目指す子どもの姿（校訓）

　『　明るく（明朗）　』　　『　強く（克己）　』　　『　仲良く（友愛）　』

　（日々前進・日々挑戦・日々向上）

 

経営方針

1.   児童生徒の実態に即した教育課程を編成し，確かな学びの実現や個々の可能性の伸長を目指し，小学部・中学部・高等部の一貫した教育に努める。
2.   人間尊重の理念に基づき人権教育の推進を通して，命の尊さや他人を思いやる心，感動する心など豊かな人間性の育成に努める。
3.   健康で安心・安全に学べる教育環境の整備に努める。新型コロナウイルス等の感染症への万全の対策を講じる。
4.   地域における特別支援教育のセンター的機能の充実に努めるとともに，共生社会の実現に向けた理解・啓発を推進する。
5.   教育公務員としての使命を自覚し，職員相互の信頼と協力体制の構築に努める。

 

本年度の重点事項

１　児童生徒の実態の把握に努め，それに応じた教育課程を編成し，学部や課程間の連携を図りながら，教育的ニーズに基づくきめ細かな指導を行う。

 (1)　新学習指導要領の趣旨や，学部間の学びの積み上げを重視した教育課程の編成及び授業実践を通じた評価・改善

 (2)　ＩＣＴの活用による遠隔授業等の推進，自立活動の充実

 (3)　卒業後の余暇の充実に向けて，好きなことや興味・関心のあることを充実・拡大

２　人権尊重の理念に基づく教育を行う。ＳＤＧｓの取組を理解し，推進する。

 (1)　思いやりの心と人間尊重の精神について理解し，実践する力の育成

 (2)　児童生徒の人権を尊重した指導や，自尊感情を大切にした指導の推進

 (3)　ＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）を意識した取組を積極的に推進し，社会への関心を育成

３　学校安全体制を充実させ安心して学べる学校づくりに取り組む。関係機関と連携し，感染症への対応を最優先課題と捉え，感染防止に全力で取り組む。

 (1)　医療的ケア実施に係る特別支援学校看護師と教師の連携体制，研修の充実

 (2)　教育活動中の安全対策と緊急時対応マニュアルの改善

 (3)　ヒヤリハット報告による危機意識の高揚と，要因の分析及び改善策の明確化・共有化による事故の未然防止の実践

４　特別支援教育の支援体制の維持及び充実と，関係機関や保護者，地域等との連携を深め，開かれた学校づくりに取り組む。校名変更の周知を図る。

 (1)　センター的機能の発揮による幼・保・小・中・高・関係機関との連携の推進

 (2)　交流及び共同学習の充実と作品展等を通しての地域社会における存在のアピール

 (3)　理解・啓発を推進するためにＨＰやブログ等を活用した積極的な情報発信

５　一人一人が教育公務員としての資質の向上に努め，業務改善に積極的に取り組む。

 (1)　校内・外部の人材を生かした多面的な研修による病弱・肢体不自由特別支援学校の職員としての専門性の確保

 (2)　服務規律の厳正確保による信頼される教職員

 (3)　業務改善を通した教職員集団のスキルアップとメンタルヘルスの充実