公開日 2016年09月27日
最終更新日 2025年04月05日
本校の特色
1 離島に初めて設置された特別支援学校です。
本校は,昭和51年4月,中種子町立野間小・中学校「あかつき教場」を県立に移管 し,鹿児島県立中種子養護学校として開校しました。以来,種子島,屋久島,口永良部島における障害のある児童生徒に対する教育と特別支援教育の振興に取り組んでいます。
2 児童生徒一人一人のニーズに応じた教育活動を実践しています。
本校では,生活の自立及び積極的な社会参加を目指して,児童生徒一人一人の「個別の教育支援教育計画」「個別の指導計画」を作成し,一人一人に応じて有効的な活用をしています。
3 地域に貢献する開かれた学校として,教育相談の自主事業「ひまわり相談室」を行っています。
種子島,屋久島,口永良部島における特別支援教育のセンター的な役割を担うために,発達に課題のある児童生徒及び未就学児の相談を受けたり,特別支援教育の様々な情報を教育機関をはじめ,いろいろな方に提供したりしています。
4 恵まれた環境の中にある学校です。
種子島の中央,太平洋と東シナ海の地峡部にあたる中種子町の高峯と呼ばれる高台にあり,西南方向に屋久島の勇姿が眺望できます。学校周辺には,知的障害児・者施設,社会福祉協議会事務所,老人福祉センター,養護老人ホーム,保健センター等が設置されており,「福祉の里」と称されています。
本校の教育目標
一人一人の良さや可能性を伸ばし,教育的ニーズに応じた教育を行うとともに,自立と社会参加を目指して「明るく・なかよく・ねばり強く」生きる児童生徒を育成する。
校訓
明るく なかよく ねばり強く
目指す学校の姿
〇 安心・安全な環境の下,児童生徒が楽しく生き生きと学び合える学校
〇 児童生徒や保護者の願いを大切にし,豊かな社会参加のための生きる力を育む学校
〇 地域と協働し,特別支援教育の理解・啓発に努め信頼される学校
目指す児童・生徒の姿
〇 主体的に学ぶ明るさをもち,自ら考え行動する児童・生徒
〇 自分を認め,他者を思いやり,共に支え合える児童・生徒
〇 目標をもち,自己実現を目指しねばり強く努力する児童・生徒
目指す教職員の姿
〇 教育に理想を持ち,活力と熱意に満ちた教職員
〇 児童生徒の心に寄り添い,コミュニケーションを大切にする教職員
〇 実践力と専門性の向上に努め,同僚性を高め合える教職員
学校経営方針
1 確かな学びの定着を図る授業実践と,社会参加につながる教育課程の編成と改善に努める
2 生命と人権を尊重し,児童生徒が安心・安全に過ごせる教育環境の整備を推進する
3 特別支援教育のセンター的機能を発揮し,地域及び関係機関等と連携し開かれた学校づくりを進める
4 公務員としての高い職責感と職員相互の協力の下,効率的な業務推進と教育目標の具現達成に努める
重点目標と具体策
1 確かな学びにつながる授業づくり
・ 学習の基礎・基本を定着させ,時代に応じたICT活用と情報モラル,生に関する指導の実践
・ 個別の教育支援計画・個別の指導計画に基づき一人一人の夢や目標を達成するための授業づくり
・ 現在及び将来の社会参加のための,キャリアパスポートの活用等によるキャリア教育の充実
・ 安心して失敗し学べる環境づくりと自己肯定感の育成
・ 自己実現を図り社会参加を見据えたカリキュラムマネジメント
・ PDCAサイクルに基づいた授業実践と教員の学部間交流研修の実施
2 健康で安全・安心な学校づくり
・ ヒヤリハットの情報共有と危機管理マニュアルによる訓練及び防犯・防災に対する意識の向上
・ いじめ・不登校等への予防的取組と組織的対応の充実
・ 感染症等の予防と発生時の臨機応変な対応
・ 食に関する指導の充実と二次調理を含む安全な給食運営
・ 学校全体で取り組む医療的ケアの実施
・ 事務室と連携した校舎改築工事等による安全面の配慮と対応
3 連携とセンター的機能の充実
・ 児童・生徒の課題解決を図るため,保護者や他職種との連携によるケース会議等の実施
・ 小学校・中学校・高等学校と連携した共同学習及び学校間交流,居住地校交流の実施
・ 屋久島高等学校や教育委員会等と連携した屋久島支援教室の運営
・ 巡回相談やひまわり相談室等の相談業務の強化
・ 離島特別支援教育コーディネーターの活用と熊毛地区のセンター的機能の強化
・ ボランティア養成講座,各種研修会,広報等を利用した特別支援教育の理解啓発
4 信頼され学び続ける教職員
・ 教育公務員としての自覚と誇りをもち,相互に学び合う同僚性の構築
・ 児童・生徒や保護者の心に寄り添い,コミュニケーションを大切にする教職員
・ 適確な「報告・連絡・相談」と,「チームなかとく」として課題解決に取り組む教職員
・ 特別支援教育の専門性の向上と「鹿児島県教員等育成指標」を踏まえたスキルアップ
・ 学校業務のDXの推進を踏まえたさらなる業務改善
・ ワーク・ライフ・バランスの推進と心身の健康づくり
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