公開日 2021年10月19日
令和3年度 現状報告
00 臨時災害放送局開設・運用に関するチェックリスト(R3.2)[PDF:261KB]
01 臨時災害放送局開設・運用マニュアル(R3.2)[PDF:534KB]
02 臨時災害放送局開設・運用マニュアル(R3.2資料編)[PDF:242KB]
令和2年度 SPH取組報告
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SPH研究成果報告会 12月22日、令和2年度SPH(スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール)研究成果報告会が開催されました。SPHは今年度で終了となる取組で、鹿児島県に限らず、九州の水産系高等学校の中で初の取組として注目されてきました。今回は、新型コロナウイルス感染症対策のため、1年生はリモートにより教室で視聴したり、一般来場者を制限したりと感染防止対策に配慮した報告会となりました。 運営指導委員や来賓の方々からは、「三年間の内容がよくまとめられていた。」「素晴らしい発表態度だった。」という意見が多く聞かれました。 今後も「地域の災害に備える」「地域の産業を支える」を合い言葉に取り組み、枕崎市や鹿児島県、さらには全国に発信していきたいと考えています。 |



2020.11.19更新
臨時災害放送局開設に向けた取組
2020年11月18日(水)に「停電時を想定した訓練」を実施しました。
大規模な災害が発生した場合には,停電などが想定され,発電機を回して電源を確保する可能性も大いにあります。そういった場合を想定し,本校の所有する小型発動発電機を使用し,発電機の始動方法や停止方法,注意点などを学びました。
普段利用することはあまりない発電機を使用してみて「思った以上にグリップが重くて驚いた」などの意見がありました。視覚だけではなく,聴覚や嗅覚といった五感を使って機械を扱うノウハウを学びました。
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2020.11.11更新 チョウザメの種苗生産とキャビアの活用 海洋科栽培工学コースでは,輸卵管カッターの製作やホルモン投与の技術について習得しました。 穿刺しての成熟度検査や養殖候補地の水質調査は継続して行っています。 台風10号で被害を受けたシート水槽(ロシアチョウザメ)も生徒たちの手で応急処置を施しました。 1 チョウザメが産卵する時,排卵しやすいように輸卵管をカットする必要があります。そのための器具を製作しました。総排泄孔から,この器具を挿入した後,刃を開いて輸卵管の一部を切ります。設計から材料選び,試作・改良を兼ねて完成しました。 2 成熟したチョウザメに産卵を促すために排卵誘発ホルモンを投与します。そこでホルモンの働きや種類について学習しました。さらに実際に投与する際のタイミングや量,濃度,注射部位等について学習し,その技術を習得しました。 |
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2020.11.10更新 防災かまどベンチで調理可能な非常食レシピの開発について ~生徒による講習会実施~ 2020年9月18日(金),10月16日(金)に1年食品工学科の生徒に3年食品工学科かまどベンチ班による「かまどベンチ使用法の講習会」が行われました。講習会では,3年生が1年生に対して「SPHの概要説明」,「かまどベンチ班の取組内容の説明」,「火起こし方法の説明」,「火起こし方法の実践」が行われました。最初は戸惑っていた1年生も,次第に興味・関心を持ち,火起こしが出来たときには笑みがこぼれていました。1年生からは「火起こしの難しさを経験できて良かった。」,「先輩達に負けないような非常食レシピを考えていきたい。」と意見がありました。 |
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2020年10月29日更新 備蓄可能な製品の開発班 生徒による講習会実施 2020年10月22日 枕崎小学校5年生68名2クラスの児童が本校を訪れ、本校の各学科コースの見学や体験学習を行った。 講義した内容は、「五味識別テストと二点識別テスト」「うま味の相乗効果」についてです。 五味識別テストとは五味(甘味、塩味、うま味、酸味、苦味)を識別するテストです。二点識別テストとは甘味,塩味、酸味、うま味の濃い薄いを識別するテストです。 今回は、甘味、塩味、うま味の三味を識別し、鰹だしに塩とグルタミン酸ナトリウムを添加すると劇的に味が濃くなることを体験してもらいました。 |
2020.10.27更新 臨時災害放送局開設に向けた取組 2020年10月13日(火)に「生徒による講習会」を実施しました。 1学期には3年生から1年生に向けた講習会を実施しましたが,今回は2年生に向けて講習会を実施しました。2年生に対しては現場で使える技術を伝えました。防水処理方法やアンテナ設置方法などを伝えるため事前準備をしっかり行いましたが,技術的なことを教えることはとても大変で,教えるときの苦労を学ぶことができました。 講習会を受けた2年生からは「資格の勉強だけではわからない,技術的なことが事が学べてよかった。」や「先輩たちの説明が大変わかりやすかった」などの意見がありました。 |
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2020年10月21日更新 2020年10月2日 備蓄食料品製造班が考案した,インスタントラーメンがヒガシマル食品の協力を得て完成しました。 写真は、校長室にてプレスリリースを行っている様子です。関係者との記念撮影では、生徒の喜びが伝わるような笑顔を見ることが出来ました。 この商品は、今後、枕崎市内の「お魚センター」「地場産業センター」「モア」と「かごしま水族館いおワールド」で販売されております。 |
2020.10.20更新 SPH 指宿市藻場再生実習(ウニ除去活動) 2020年9月28日(月)に「藻場再生実習」を実施しました。本実習は,今年度で16年目を迎えました。3年海洋科栽培工学コースの生徒14名がスクーバダイビング技術を駆使してウニ類(主にガンガゼ)除去を行いました。今年度は1,428個体を除去しました。この実習は,産官学が連携して実施しており,この実習を実施するにあたり指宿漁協岩本支所様や地元の漁業者の方にも傭船等で御協力いただきました。 |
2020.07.10更新 SPH マルチコプターに関する基礎講習会 2020年7月8日(水)に「マルチコプターに関する基礎講習会」を実施しました。講師に【機種依存文字】ディ・シィ・ティの下竹重則先生をお招きし,マルチコプターに関する基礎的な知識と操縦技術を学びました。今年度は,発展的な内容として,FPV飛行や目視外飛行についても講習を受けることができ,マルチコプターの魅力や今後の発展性を感じることができた講習会となりました。3年生は,11月にJUIDA認定試験(実技試験)を控えています。今年度も全員合格できるように今後,更なる操縦技術の向上に努めていきます。
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2020.06.26更新 SPH 画像処理に関する勉強会 2020年6月24日(水)に「画像処理に関する勉強会」を実施しました。講師に鹿児島大学水産学部教授 西隆一郎先生をお招きし,マルチコプターを活用した空撮写真の画像処理や解析方法について学びました。今回の勉強会では,海洋科栽培工学コースの3年生が撮影・合成した藻場空撮画像について,西先生より評価をいただきました。3年生は,自分たちが関わった画像が評価されるということで先生の話を真剣に聞き入っていました。勉強会の最後には,今後に向けて合成・解析のしやすい空撮写真を得るためのアドバイスもいただき,今後の活動につながる勉強会となりました。 |
2020.6.15更新 臨時災害放送局開設に向けた取組 2020年6月10日(水)に「生徒による講習会」を実施しました。 入念な準備のおかげで当日ははきはきと3年生から1年生に向けて「SPHとは何か」「臨時災害放送局とは」「情報通信科の取組」の3点を重点的に説明することができました。また,後半には今回の講習で学んだことをクイズ形式にすることで学んだことの振り返りを行っていました。 講習会を受けた1年生からは「情報通信科で取得できる資格がどのように役立つのか,何ができるのかがわかった。」や「有事の際に臨時災害放送局を開設できるようになったら多くの人の命を救うことができるようになる」,「先輩たちの説明が大変わかりやすかった」などの意見がありました。 今回は1年生への講習会でしたが,今後は2年生への講習会も企画します。 |
2020.6.3更新 チョウザメの種苗生産とキャビアの活用 海洋科栽培工学コースでは,穿刺器具の製作や養殖候補地の水質調査,脱粘処理技術の習得を行いました。 1 チョウザメの腹部を1cm程度切開して,そこにこの器具を差し込んで生殖巣の一部を採取することで,雌雄判別や熟度判定を行うことができます。チョウザメが暴れて,この器具が折れてしまったので,改良を兼ねて製作しました。 2 枕崎市内の養殖候補地の水質調査を行いました。水温やphといった基礎的なことやCODや硬度なども調べました。今後定期的に調査していきます。 3 チョウザメの卵を授精させると,水草に付着するためにネバネバが発生します。しかし我々はふ化槽で培養するため,このネバネバは邪魔になります。そこで,ある種の薬品を一定の濃度で作って,それで一定時間洗ってネバネバを除去してやります。このようにして脱粘処理の技術を習得しました。 |
2020.06.02更新藻場への新たなアプローチに関する取組 5月25~26日にかけて3年海洋科栽培工学コースの生徒たち14名が「藻場空撮実習」を実施しました。生徒たちは,昨年度から藻場空撮のためにマルチコプターの操縦練習に励み,その実践の場となりました。当日は天候にも恵まれ,良い条件で空撮を実施することができました。しかしながら,船上からマルチコプターを運用することの難しさも実感し,操縦技術の更なる向上が必要だと感じた生徒も多かったようです。次は,今回の写真を使って合成に挑みます! |
防災かまどベンチで調理可能な非常食レシピの開発[2020年5月]~非常食レシピ集Vol.1完成~ 昨年から考案・試作してきた「私たちの非常食メニュー」がついにレシピ集となりました。これからも研究や試作を重ねて中身の充実したレシピ集を作成していきたいと思います。 |
令和元年度レシピ集[PDF:2MB] |
2020.5.27更新 臨時災害放送局開設に向けた取組 情報通信科のSPH班では下級生に向けた「SPHとは」「情報通信科ではどんなことをしているのか」といった「生徒による講習会」を予定しています。 本日はその準備としてプレゼンテーション作成やアンテナ設置訓練,通話訓練を行いました。プレゼンテーションの内容を生徒が互いに意見交換し合い,足りないものは何か。どのように説明すれば効果的かなどを話し合っていました。 アンテナ設置訓練や通話訓練では下級生への技術の伝承はもちろんですが,エリアマップ作成にも必要な技術となるため,入念に作業を行っていました。 |
地元の食材を生かした備蓄可能な製品の開発~2020.5.25更新~ 本日、鹿水高ラーメンのインスタント化と、インスタントラーメンになった場合、ふるさと納税返礼品になるのか…という件について(株)ヒガシマル食品、枕崎市役所、(株)エクリオ と話し合いを行いました。 コロナ禍の影響で、クリアしなければならない条件がいくつかありますが、早ければ10月頃に発売できるように頑張りましょうという話になりました。 写真は、(株)ヒガシマル食品さんが持ってきた、インスタントラーメンのスープです。 チキンスープと昆布だしスープの2種類がありましたが、全員一致で昆布だしスープが良いのでは、という事になりました。こちらも、改良を加えながら、完成させていきます。 |
防災かまどベンチで調理可能な非常食レシピの開発[2020年5月]~防災パンフレット作成~ 私たちはSPHの最終年度に,小・中学生を対象とした「防災教育(スーパーどこでも授業)」を計画していました。しかし,新型コロナウィルス感染拡大の影響で授業の実施ができない状況です。しかし,SPHの活動をとおして学んだことを何とか生かしたいと考え,「防災パンフレット」を作成することにしました。パンフレットの大きさや折り方,内容を研究し試行錯誤しながら制作中です。 |
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防災かまどベンチで調理可能な非常食レシピの開発[2020年5月]~一斗缶でかまど作り~ 私たちは一斗缶からかまどを製作しました。理由は,災害時や非常時にもこの技術が必要だと考えたからです。初めて皮すきやハンマー等を使用してかまどを作ったので緊張しましたが,完成させることができました。これから,このかまどを使用して火起こしを行い,私たちが考案した非常食を作りたいと考えています。 |
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令和元年度 SPH取組報告
マルチコプター資格認定 [2019年11月] |
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水中ロボット(ROV)開発 [2019年12月] 水中ロボットのコントローラと筐体(本体)内の電気回路を製作しました。小さな電気部品を制御基板にハンダ付けする作業は,経験を重ねることで,安全かつ確実に行うことができました。製作後にテスターによる導通試験とケーブルやモーターを仮接続した状態での動作試験を行い,回路が正常であることを確認できました。次は,電気回路の配線の接続や電源装置の組立作業を行います。 |
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海技士の後継者育成に関する取組 [2019年11月] |
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ベンチかまど [2019年11月] |
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チョウザメの種苗生産 [2019年11月] |
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臨時防災放送局 [2019年11月] |
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平成30年度 SPH取り組み報告
8 テーマ別報告書(1年次)かまどベンチ[PDF:603KB]
10 テーマ別報告書(1年次)チョウザメ[PDF:578KB]
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