工業高校からの進学について

公開日 2018年05月25日

最終更新日 2024年04月09日

大学・短大

 毎年,多くの生徒が学校推薦型選抜や総合型選抜で受験し合格しています。特に,工学部や教育学部(技術専修),農学部(一部の学科)では,専門高校(工業・商業・農業高校など)だけを対象とした専門高校入試が国公立大学を含めて多くの学校で実施されています。また,一部の大学・短大・専門学校では指定校推薦入試を実施しており,工業に関する学部に進学する場合は,専門知識や技能を身に付けているので,高学年になってから専門分野を学ぶときに有利です。もちろん,大学・短大が指定した条件を満たしていなければ受験できませんので,普段から学習や生活態度が良好であることが求められます。また,普通科の高校よりも授業時数の少ない科目もあるので,補習などを利用した授業以外の学習も必要になってきます。
 試験内容は,高校での学習や出席の状況,資格取得,部活動などの実績をみる書類審査に加え,面接や小論文試験などが行われるのが一般的です。また,面接の中で数学,英語,理科,専門などの基礎知識を問う口頭試問が行われていますので,受験を考えている生徒は特に計画的な学習が必要です。
 公立高校の入試と異なり,試験の形式,出題される科目や難易度,受験の時期など,それぞれの大学や短大によって大きく異なります。オープンキャンパス・進学相談会への参加やパンフレット・ホームページなどにより自ら情報を集めることも重要です。

工業高校からの就職について1

高専(高等専門学校)

 編入試験を受けることにより,各系に関連のある学科に編入することができます。ただし,関連の少ない学科(例えば電子機械系から高専の建築科など)への編入試験は受けられませんので系の選択も重要です。編入試験は,高校3年の夏休みに数学,英語,専門科目で実施されます。他の進学の場合よりも,かなり受験の時期が早いので,編入を希望する生徒は早めに受験を決めて学習する必要があります。

専門学校

 基本的には大学・短大と同じですが,早めに入試が始まります。高校で学習した専門科目に関する学校への進学が中心ですが関わりの少ない学校を受験することもできます。近年,医療系の専門学校の人気や難易度が上昇傾向にあり,本校からも多くの生徒が受験し合格しています。

工業高校からの就職について2

関連ワード