3学期始業式 校長講話

公開日 2018年01月09日

1月9日(火)始業式が行われました。

校長講話は次のような内容でした。

明けましておめでとう。さて,諸外国では新年の挨拶は英語の「(I wish you ) happy new year」のように「あなたにとって幸せな1年になることを私は願っています。」という形がほとんどだ。日本は「明けましておめでとう」,つまり,明けたという事実自体に対する祝詞である。これは(一つの説として),冬至(12月22日頃)に天の岩戸の中に姿を隠した太陽が,無事に1月1日に姿を現してくれたことを祝っている。つまり,太陽の出現を自分やあなただけでなく人類みんなの幸福として祝おうとするスケールの大きな言葉なのだ。またこのことは,「数え年」という風習にもつながっている。1950年くらいまでは日本に誕生日という概念はなく,生まれたらすぐに1歳と数え,元旦に全国民が一斉に一つ年を加えるという方法であった。これも元旦を,「生命の継続が確定しためでたい日」として大切に考えてき証拠であると僕には思える。そんな新年を今年も迎えた。確実に生きていけるという明日への希望を得るとともに,君たち全員が一つ年を加え成長した。本当におめでとう。今年も来るべき日のために頑張っていこう。

なお,講話の全文はPDFで掲載します。※閲覧には保護者専用パスワードが必要です

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