2月26日(月) 校長講話

公開日 2018年02月26日

2月26日(月) 全校朝礼が行われました。

校長講話のテーマは「ライバルとリスペクト」でした。

英語のライバルという言葉は,「利益のために常に対立しあっている宿敵」という意味だ。相手の存在が自分にとっては不利益になっているという状態だ。しかし,多くの場合は「何らかの競争関係において,好ましい状態変化を促す存在」という意味で使っているのではないか。つまり,「好敵手」という意味合いだ。「宿敵」つまり「たたきのめしたい」という気持ちに,リスペクト(尊敬)の気持ちが入ることによって「好敵手」つまり「いてくれてありがとう」という気持ちに変わる。このように「リスペクト」は全ての良好な人間関係の基盤なのだ。この気持ちをあらゆる場で大切にしてほしい。今週金曜日,そしてその2週間後には,高校・中学の3年が卒業式を迎える。僕は校長として,どちらの式においても苦しみながらも新設校をここまで引っ張ってくれた卒業生たちに対するリスペクトの気持ちを持ち,自分の務めを果たしたい。ぜひ諸君も,卒業生として,または見送る側として,相手に対するリスペクトの気持ちを持って参加してほしい。そうすれば楠隼全体が「共に高めあう」存在となり,よりよき卒業式,さらにはよりよきその後につながっていくと考える。生徒同士も,職員同士も,そして生徒と職員の間においても,全ての関係の根底にリスペクトがある,そのような学校になったら最高だ。

なお,講話の全文はPDFで掲載します。※閲覧には保護者専用パスワードが必要です。

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