令和6年度学校の重点目標と努力点等(中間と最終の比較)評価(職員)

公開日 2025年03月25日

[外部委員] [保護者] [生徒] [職員]


評価基準
4:よい,よくあてはまる
3:ややよい,ややあてはまる
2:やや不十分,あまりあてはまらない
1:不十分,あてはまらない
結果の捉え方
4と3の合計価の全体に対する割合が95%以上を高数値評価
4と3の合計価の全体に対する割合が80%以下を低数値評価
は,中間評価と比較して評価が上がったことを示す。
は,中間評価と比較して評価が下がったことを示す。

学校教育目標
一人一人の良さや可能性を伸ばし,教育的ニーズに応じて,自立と社会参加に向けて主体的に生きる児童生徒を育成する。

1 国や県の指針や感染状況に応じた感染症対策や危機管理マニュアル等に基づいた保健指導・安全指導の更なる充実を図るとともに,改訂生徒指導提要を踏まえた児童生徒の心に寄り添う生徒指導を進める。

評価項目 学部 3,4の占める割合
(下段が最終)
(1)

基本的な感染症対策について理解し,見直しと改善を図り,安心・安全な環境の整備に努めることができたか。

合計 30 67
13 33
17
17
(2)
危機管理マニュアルの確認や,ヒヤリハット等の事例を迅速に報告・共有し,事故防止・再発防止のための対策や改善がなされているか。 合計 23 71
13 28
24
19
(3)
児童生徒一人一人の人格を尊重し,児童生徒理解を深め,改訂生徒指導提要を踏まえた生徒指導の充実を図っているか。 合計 26 72
13 32
21
19
  • 感染症対策については,定期的に感染症対策委員会を実施し,対応等について,検討,確認,周知を行った。各行事等も感染症対策を講じながら,例年並みに実施することができた。
  • ヒヤリハットの事例に関しては,報告基準や報告の流れなど,4月にある緊急時対応訓練の際に,必ず取り扱うようにしている。教育活動全般において,安全面で留意したいこと,事故にはつながらなかったが,危険を感じたこと,職員間で共通理解したい危険箇所や場面など,危機管理意識をもてるような工夫を検討する。
  • 児童生徒の呼称については,全体で意識して取り組むようにしたい。また,発達支持的生徒指導の観点を踏まえつつ,状況に応じて複数で対応するなど体制を検討していきたい。

2 保護者,看護師,主治医,スクールカウンセラーなどとの連携に基づいた,医療的ケアと訪問教育,健康教育の一層の充実を図る。

評価項目 学部 3,4の占める割合
(下段が最終)
(1)
児童生徒の実態に応じ,体力つくりや摂食指導,食育の推進等,健康教育を計画的・継続的に実施しているか。 合計 32 65
16 30
18
17
(2)
医療的ケアや訪問教育への理解に努め,保護者や看護師等と情報を共有して連携した医療的ケアや訪問教育を実施しているか。 合計 46 53
21 25
11 17
14 11
体力つくりについては,体育指導の年間反省にて,意見交換を行い,来年度に向けた改善策を検討する。

3 児童生徒の実態や教育的ニーズを踏まえた学習環境や情報機器等の整備を行うとともに,ICTの活用,教材・教具及びデータの共有化に努める。

評価項目 学部 3,4の占める割合
(下段が最終)
(1)
児童生徒一人一人の発達段階や特性に応じた指導・支援や学習環境の整備が行われているか。 合計 26 70
14 32
20
18
(2)
学部間での教材・教具及びデータの共有化や効果的な活用に向けて,保存・管理を進めることができているか。 合計 15 73 11
36
17
20
(3)
学習の中でのコンピューターや視聴覚機器等の活用や,情報機器の整備とICT活用の研修を進めることができているか。 合計 22 76
37
21
18
  • 学習指導計画については,日頃の話し合いや教科ごとのファイルを活用して,指導内容・方法や評価についての共通理解を進め,日頃の話し合いや語り合いを密にするようにしていきたい。
  • 教材教具及びデータの共有化については,学期末や学期はじめに,教材データの移動,保存をシースマイルや職朝,学部会を通して係が呼び掛けていきたい。また,教科等部会のときにデータの保存を呼び掛けてもらい,各教科で入れてもらったり,また,学年の引き継ぎの際に,どんな教材を使っていたか,教材データ等の保存先を次の学年に伝えておいたりする等もご協力をお願いしたい。
  • Yサーバーの学習教材のフォルダの周知徹底,活用を呼び掛けていく。
  • ロイロノートを使って授業をされることも最近増えてきている。ロイロノートの研修をして,全職員がICTを活用できるよう努めていきたい

4 授業づくりを踏まえたPDCAサイクルに基づいたカリキュラム・マネジメントの充実を図るとともに,個別の教育支援計画や個別の指導計画の見直しや活用に努める。

評価項目 学部 3,4の占める割合
(下段が最終)
(1)
児童生徒・保護者のニーズを適切に把握し,個別の教育支援計画や個別の指導計画を作成し,活用,改善しているか。 合計 27 71
12 34
22
15
(2)
児童生徒の実態を踏まえて,教科的内容の検討と段階や系統性のある一人一人の良さや可能性を伸ばす授業づくりができているか。 合計 27 67
13 33
18
17
(3)
新学習指導要領に基づいた授業実践を通し,教育課程の編成と指導計画の作成や見直しが行われているか。 合計 23 73
11 33
21
19
  • 教育課程については次年度に向けて,各教科等での見直し・変更に取り組んでいる。来年度は,データ上だけではなく,各学部に教育課程のファイルを置き,すぐに気軽に確認ができるようにする。
  • 児童生徒の実態把握については,日頃の教育活動から把握できるものに加え,引継や検査結果などを踏まえて行われている。職員の経験値や児童生徒を見る視点によって変わってくるものでもあるので,個別の教育支援計画・指導計画を作成する過程や日頃の話し合いの中で共通理解を図ったり,アドバイスし合ったりする。
  • 重複クラスの体育の内容については,各学部で指導計画の見直しを十分に行い,来年度に生かしていく。
  • 今年度は自立活動部専任の教員が置かれていないため,自活部職員が重複障害学級の合同自活等に入ることが難しく,各学部で担当している状況。内容の充実に向け,情報の発信等に一層努めていく。児童生徒一人ひとりの実態に応じた自立活動の充実に向け,一緒に検討していく。
  • 授業を行う中で,教育課程に関する課題や問題点があれば,教育課程編成に反映させ,様々なアイディアを教育課程の中に位置付けていくことが大切と考える。また,今後検討すべき課題についても,各学部・学年や教科間で次年度への引き継ぎを確実に行い,より実態に合った教育課程に近付けていけるようにする。
  • 現教育課程をベースに児童生徒の実態に合わせて指導内容を検討し,指導計画を立てて日々の実践に取り組まれている。個別の教育支援計画・指導計画も活用しながら見直しを図っていく。

5 キャリア教育の視点に立った小・中・高の系統性のある進路指導に努めるとともに,児童生徒の発達段階や特性等に応じた進路指導,進路開拓,進路情報の提供に努める。

評価項目 学部 3,4の占める割合
(下段が最終)
(1)
キャリア教育の視点に立ち,児童生徒が意欲的・主体的に取り組むことができるような環境づくりができているか。 合計 29 65
13 31
15
(2)
児童生徒の発達段階や特性等に応じて,自己選択,自己決定,自己実現を図ろうとする態度を身につけさせるための工夫がなされているか。 合計 26 73
14 32
32
18
(3)
保護者や関係機関と連携しながら,情報共有や進路情報の提供等,進路指導の充実に向けた取組をしているか。  合計 31 68
14 32
21
10 15
  • 教育課程編成時に他学部の教育課程を意識したり,教科間での擦り合わせや,話し合いをしたりすることで小中高の内容のつながりを充実させる。また,キャリア教育に関しては,「教育課程の全体編 全体計画」に「進路学習・キャリア教育」の項目を参考にしてほしい。
  • キャリア教育は,児童生徒が自立した社会生活を送るために必要な力を発達段階に応じて行うもので,その基礎となる部分は,自立活動との関連が深い。日頃の自立活動への取組が,そのままキャリア教育に直結していくと考える。自立活動では,一人一人の実態を的確に把握し,個別に指導の目標や具体的な指導内容を定めていくので,今一度,その子の将来像を踏まえた指導計画と内容を整理して,キャリア教育の系統性や視点が明確にしていくことを検討していきたい。自立活動の充実が,キャリア教育の充実につながると思われる。

6 国や県の動向や学校の課題に応じた全体研究テーマについて研究を推進するとともに,興味・関心のあることへの修養を通して,自らの資質や専門性を高める。

評価項目 学部 3,4の占める割合
(下段が最終)
(1)
教師一人一人が自己の課題意識をもち,実践することで,自らの専門性を高めるための取り組みを行っているか。 合計 21 72
36
20
16
(2)
全体研究テーマの内容を理解し,各学部の研究とテーマ研究との関連を充実させ一貫性を保つよう分担・協力しながら研究を進めているか。 合計 23 72
10 35
22
15
  • 日々の業務をこなすのに精一杯で,なかなか自分のスキルアップのための研修に時間が取れず,漕ぎ着けない現状がある。各々研修や実践を通して,専門性を高める努力をしていると思うが,日常の指導場面で,お互いが学び会える機会をもっと持てる環境づくりが必要。
  • 授業実践をテーマ研のメインに取り組んでいる学部もある。職員の負担を考え,学部によっては授業実践が不十分と感じられることもあると思うが,日々の授業に研修の内容を取り入れた授業を実践していくことを検討していく。
  • テーマ研係としても,「多くの先生のためになる研修」になるように努めているが,業務改善の視点からもテーマ研修自体の回数を増やすことは難しい。実践授業の授業提供者の選定や授業反省などの場で,専門性をもった職員を効果的に配置するなどの工夫は可能と思われる。

7 互いの良さや多様性を認め合う同僚性を大切にし,服務規律の厳正確保に努めるとともに,一人一人が効率的な業務改善を積極的に推進する。

評価項目 学部 3,4の占める割合
(下段が最終)
(1)
一人一人が効率的な業務遂行を図るために,適切な業務分担や統合型校務支援システムの活用をしているか。 合計 22 73
10 35 1 0
19
19
(2)
互いの良さや多様性を認め合う同僚性を大切にし,気持ちよく仕事ができるような職場環境づくりを意識して取り組んでいるか。 合計 26 70
13 32
19
19
  • 業務分担はバランス良く分担しているが,しわ寄せがきているところには,来年度に向け,情報収集していく。
  • 引き続き人権意識が高まるような雰囲気づくりを心掛ける。

8 リモートやメールを併用した巡回相談,来校(電話)相談,教育実習,介護等体験,看護実習などを通して,特別支援教育のセンター的機能を発揮するとともに,地域の教育・医療・労働・福祉等の関係諸機関との連携を密にした地域支援を充実させ,開かれた学校づくりに努める。

評価項目 学部 3,4の占める割合
(下段が最終)
(1)
地域の教育・医療・労働・福祉等の関係諸機関との連携を密にし,特別支援教育の理解・啓発に努めようとしているか。 合計 36 62
17 29 0
19
11 14
(2)
巡回相談や電話(来校)相談,学校への講師派遣,いずようサマーセミナー等を通して,資質の向上や情報の共有化を図り,地域の特別支援教育のセンター的機能を発揮することに努めているか。 合計 35 62
16 30
17
10 15
  • 医療,福祉との連携については,各地区の教育支援委員会や特別支援連協議会等で,本校の状況や特別支援教育の現状についてお伝えしている。また,医療や福祉の詳細な情報について,個別に対応している。
  • 校内支援では,福祉との連携として放課後等デイサービスから依頼があったときに本校の見学や担任との意見交換,長期休暇時のリハビリ等の見学,放課後等デイサービスへのボランティアなどを行っている。
  • 出水市では,特別支援教育コーディネーターや特別支援学級担任を対象に研修会を年数回計画しており,その1回が本校のサマーセミナーとなっている。特別支援教育の専門性の向上を図るための取組をしているが,それ以外の研修を組んでほしいという声も各学校の特別支援学級の担当者から聞く。これについては出水市教育委員会が企画しているものなので,こちらからの提案は難しいのが現状。
  • 本校の放送状態も良いと言える環境ではない中,一般研修をリモートで実施している。視聴覚・情報係とも連携して,どうにか現在の形まで整ってきた。本校の職員の参加がもっと有意義なものになるよう改善していきたい。

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