【焼き芋】簡単な焼き芋の作り方(インターバル焼き)

山川高校園芸工学・農業経済科の生徒が,おすすめする【焼き芋】のレシピは次のとおりです。

オーブントースターで作る焼き芋(インターバル焼き)

<材料>
サツマイモ(紅はるか)※60日以上貯蔵済みのものがのぞましい
キッチンペーパー
アルミホイル

キッチンターマー


 

<作り方>

1.サツマイモ(紅はるか)を流水と手で洗い土をきれいに落とす。包丁かキッチンばさみで両端のつるやひげ根をきれいに取る。 

 このとき,つるの切り口を見ます。黄色の輪っか状があれば焼き芋に適したイモです。黄色の輪っか状がないイモは,お味噌汁などの具材に適しています。

切り口の黄色輪の様子

▲切り口にうっすらと黄色の輪っか状のものが見えます。

 

2.キッチンペーパーで全体を包み,さらに少量の水を含ませます。その後アルミホイルで全体を空気のすき間がないようにぴっしりと包みます。

※キッチンペーパーと水で焼くと「しっとり」,キッチンペーパーなしだと「香ばしい」焼き芋にそれぞれなります。お好みでどうぞ!

キッチンペーパーで包んだ様子

▲キッチンペーパーで全体を包んだ様子。この後,水で軽く湿らせて焼くと「しっとり」焼き芋になります。

アルミホイルで包んだ様子

▲さらにアルミホイルで全体を包んだ様子。このとき熱伝導が高まるように空気のすき間がないようにしっかりと包みます。

 

3.オーブントースターに入れて,150℃(740W)ぐらいに15分間にセットします。この時キッチンターマーは20分間にセットします。

※デンプンが糖化する温度が約80℃といわれています。加熱15分に対して冷却時間として5分間を加え,「1セットを20分間」とします。

オーブントースターに入れた様子

▲どこにでもある普通のオーブントースターの中に入れた様子

温度を約740Wで15分,タイマーを20分にセットした様子

▲温度約150℃(740W)で15分間,キッチンタイマー20分間をセットして焼き始めた様子

 

4.サツマイモの大きさ次第ですが,3を3~6セット行います。

 ※セットの回数の目安は,焼き芋から「甘い匂い」がしたらその回でセット終了です。

 

5.セット終了後,2~3時間オーブントースターの中でゆっくりと冷まします。(放置する。)

 ※お好みにもよりますが,放置することで「甘さが丸く」なります。しっとり甘くする場合,前日の夜に焼いて,甘い匂いが出たあと,そのままオーブントースターの中で朝まで放置すると効果的ですし,そのまま冷凍すると電子レンジで解凍し,温めていつでも食べることができます。

 

6.完成

 

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