校 長 挨 拶

公開日 2024年04月01日

 新校舎

 国分高等学校は,島津義久公の居城であった舞鶴城跡に大正2年に開校し,今年で創立111年目を迎える普通科と理数科が設置されている高校です。これまでに2万4千人を超える人材を社会に送り出し,それぞれの方が地元や国の内外において活躍されています。

 昨年,SSH(スーパーサイエンスハイスクール)II期目の指定を受け,地域・世界のイノベーションに貢献する人材を育成する学校を目指し,学校全体で課題研究に力を入れて取り組んでいるところです。

 さらに,「自律 気魄 端正」の校訓のもと,『生徒の学びたいと思う気持ち』と『SSHの学び』を融合させることで,自分の得意な分野や良いところを生かして主体的で深い学びを行える生徒を育てるため,国分高校にしかできない,オリジナルの教育活動の充実を図っています。

 その成果は,昨年度の各種課題研究発表会において,文部科学大臣賞をはじめ,国内外で高く評価されました。

 また,部活動に力を入れているのも国分高校の特徴の一つです。昨年度も多くの部活動が県大会で上位進出する中,ハンドボール部は全国選抜大会ベスト8,カヌー同好会(個人)は国体3位など,素晴らしい成績を収めています。文武両道を高いレベルで実現できる学校でもあります。

 「新しい校舎」(令和5年完成),「新しい制服」(令和6年度入学生から)で「最先端の学び」を体験できる国分高校なら充実した高校生活を送ることができるはずです。“生徒の可能性を伸ばす環境が整っている”,それが国分高校です。

 今年度も,新たな学びのスタイルをさらに進化させるとともに,すべての教育活動において,主体的に考え,行動し,未来を切り開いていく心身ともにたくましい『自走できる生徒』の育成に教職員一丸となって取り組んで参ります。

 今後とも,本校へのご理解とご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。

2024年4月

鹿児島県立国分高等学校  校長  石谷 洋一

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