公開日 2025年07月25日
各教科等の学習の形態は,学習内容や生徒の実態に応じて,
個別や少人数の指導と高等部の集団を生かした活動を実施しています。
時間割
※ C課程の例です。
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月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
1 |
8:50 |
日常生活の指導(更衣・朝の会) |
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9:15 |
生単 |
体力つくり(保体) |
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2 |
9:50 |
作業学習 |
国語 |
作業学習 |
総合的な探究の時間 |
作業学習 |
10:40 |
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3 |
10:45 |
数学 |
生活単元学習 |
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11:35 |
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4 |
11:40 |
生活単元学習 |
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12:10 |
日常生活の指導(移動・準備・給食) |
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12:45 |
休憩(昼休み) |
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5 |
13:30 |
①美術 ②音楽 ③家庭 |
①家庭 ②美術 ③保健体育 |
①音楽 ②保健体育 ③美術 |
①保健体育 ②家庭 ③音楽 |
LHR |
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14:30 |
生単 |
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6 |
14:30 |
清掃 日常生活の指導(更衣・帰りの会) |
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14:40 |
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15:20 |
下校(バス発) |
各教科等
国語
個々の言語発達の状態に対応できるように,段階的に指導内容を設定し,国語の四つの領域(話す,聞く,読む,書く)を有機的に関連させながら選択・構成して行っています。また,日常生活と関連の深い内容を多く取り入れたり,他教科・領域との指導と関連させたりしながら,これまでに獲得してきた言語能力を伸ばし,更には日常生活や社会生活に必要な言語能力を高め養うことを目指して取り組んでいます。
数学
学年ごとに習熟度別グループを編成し,卒業後の日常生活に必要な数学の基礎的な知識や考えを元にした「数と計算(なかまわけ,なかまあつめ,くらべよう,かず1・2,四則演算)」「お金」「時刻と時間」「長さ」「重さ」「広さ」「かさ(容積)・量」「いろいろな形(図形)」「こよみ」「表とグラフ」「方向・位置」という学習内容の中から,グループの生徒の実態に応じて取り組んでいます。
音楽
歌唱・器楽・身体表現・鑑賞において,季節や行事などの生活に即した内容や,生徒の興味・関心を引き出せるような内容の楽曲や活動を中心に考慮し,それぞれがより効果的に学習を身に付けることができるようにしています。また,卒業後も生涯にわたって音楽を愛好し,精神的豊かさをもっていられるよう,興味・関心の幅を広げ,表現・鑑賞活動への主体的な取り組みを促す学習を取り上げることにも留意して取り組んでいます。
美術
学年ごとにチームティーチングによる一斉授業を行っています。
自然や日常生活の中にある「美しさやおもしろさ」に気付き,自らが考えたことや感じたことを表現することを中心としながら,様々な画材や材料,用具,表現技法等を用いて幅広い表現・鑑賞活動ができるような題材設定や学習内容の工夫に留意して取り組んでいます。
家庭
生徒の発達段階や興味・関心を考慮した指導内容を工夫し,生徒が自発的に学び考えながら,実際の家庭生活に生かせるように取り組んでいます。学習内容としては「被服や食物,住居などに関連する実習に関すること」「家庭生活で使用する器具や道具に関すること」「計画的な消費や余暇利用に関すること」等を行っています。
保健体育
学年毎の授業形態で体育を行い,集団行動・陸上競技・ダンス・球技・ニュースポーツなどを単元として取り扱っています。また,体つくり運動として,周回走をメインに天気や行事等を考慮しながらストレッチやなわとびを合わせて実施し,日常的に運動に親しむ環境つくりにも取り組んでいます。
自立活動
生徒一人一人の卒業後の社会参加と自立をめざし,心身ともに豊かな生活を送るために,受容的な関わりをすることにより自己肯定感をもつことができるようにし,学校・家庭で主体的に障害を克服・改善する意欲を高めることができるように取り組んでいます。
生活単元学習
生活単元学習は,生徒が生活上の目標を達成したり,課題を解決したりするために,一連の活動を組織的に経験することによって,自立的な生活に必要な事柄を実際的・総合的に学習しています。
高等部では自分の将来について現実的な問題として捉えなければならない時期であることなど考慮し,自分たちの暮らしている社会の仕組みや自分たちの進路に関する活動を取り入れ,集団の一員として自分の役割を意識し,主体的な取組を促す活動を取り入れて取り組んでいます。
特別活動
「集団や社会の形成者としての見方・考え方を働かせ,様々な集団活動に自主的・実践的に取り組み,互いの良さや可能性を発揮しながら集団や自己の生活上の課題を解決すること」を通して,次のとおり資質・能力を育成することを目指して取り組んでいます。
① 多様な他者と共同する様々な集団活動の意義や,活動を行う上で,必要となることについて理解し,行動の仕方を身につけるようにする。
② 集団や自己の生活,人間関係の課題を見いだし,解決するために話し合い,合意形成を図ったり,意志決定したりすることができるようにする。
③ 自主的・実践的な集団活動を通して,身についたことを生かして,集団や社会における生活及び人間関係をよりよく形成するとともに,自己の生き方についての考えを深め,自己実現を図ろうとする態度を養う。
作業学習
高等部には現在,5つの作業班【窯業・木工・手工・農業・クリーンサービス】があります。作業班は,学級・学年を解いて,生徒の希望や長所をもとに編成されます。高等部3年間の間に3つの作業班を経験することが基本となります。
作業班 |
主な作業内容 |
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農 業 班 | 野菜の栽培,花苗の植え付け,みかん山管理,神村学園駅前の緑化 | |
手 工 班 | 袋物の製作,ビーズや毛糸の小物の製作,さをり織り手すき和紙の製作,牛乳パックを使った製品づくり | |
窯 業 班 |
湯飲み・皿など焼き物の製作 |
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木 工 班 |
ミニ花鉢,魚釣りセット,小物入れ等の製作 |
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クリーンサービス班 | リサイクル活動,クリーニング,洗車,校内清掃 |
高等部では,作業学習の集大成として,1年間製作した作品を販売する「高等部祭」を実施しています。作業班ごとに店を構え,元気いっぱい販売に取り組みます。