各学部 寄宿舎

公開日 2022年04月01日

[小学部] [中学部] [高等部] [寄宿舎]


小学部

教育目標

 児童一人一人の障害の状態及び特性等に応じた,小学校に準ずる教育を行い,個に応じた社会参加と自立に必要な基礎的・基本的な知識・技能・態度の習得に努め,積極的に活動しようとする心豊かな児童を育成する。

努力点と具体的な取組

1 一人一人の人権を大切にした教育活動の推進
 ・ 児童一人一人の実態に応じた人権を尊重したかかわりの推進
 ・ 視覚障害教育の視点を大切にした「個別の教育支援計画」の作成と活用
2 学校評価の効果的な活用と信頼される学部づくり
 ・ PDCAサイクルに基づく学校評価を生かした教育活動の推進
 ・ 保護者との連携を基盤とした「個別の教育支援計画」に基づく学級・学部の運営
3 実態に応じた確かな学力の育成
 ・ 児童の学力の定着に向けた授業内容や方法等を工夫した授業の展開
 ・ 個別指導の充実と児童の自主的学習態度の育成
4 一人一人に応じたきめ細かな指導の充実
 ・ 学部・家庭・寄宿舎・関係機関との連携と協力体制の確立
 ・ 「点字・墨字テスト」の計画的な実施と評価といったPDCAサイクルの充実
5 授業力向上を目指した授業実践
 ・ 児童の実態に応じた基礎学力の定着,及び意欲を伸長する授業の工夫
 ・ 個々の見え方や特性に応じた触察教材や音源,ICT等の効果的な活用
6 キャリア教育の推進と適性に応じた進路指導の充実
 ・ あいさつや手伝い,係活動,職業調べ等,キャリア教育に関する指導や支援の充実
 ・ 目標や手立て等,家庭と教職員で共有し進める小学部段階の支援の充実
7 豊かな心と健やかな体の育成,及び環境教育の充実
 ・ かかわり合いを意識した授業・学部行事の展開と年間を通した食育・体力づくりの推進
 ・ 教科学習等における環境教育への興味・関心の育成
8 個に応じた丁寧な対応と生徒指導の充実
 ・ 職員間での児童に関する共通理解と発達の段階・生活年齢等に応じた指導の推進
 ・ 生活課題や学習課題の改善を目指した継続的な指導と家庭との連携
9 社会参加や自立を目指す体験学習と交流及び共同学習の充実
 ・ 授業や校外学習,学部行事等での体験学習の充実と経験の拡大
 ・ 居住地校交流の計画的な実施や他校との交流及び共同学習の推進
10 一人一人に応じた自立活動の充実
 ・ 児童の発達の段階や個性,特性等の適切な把握による指導内容・方法の充実
 ・ 自立活動の個別の指導計画の活用と推進(PDCAサイクルの活用と運用)
11 保護者及び関係機関等との連携と指導体制づくりの推進
 ・ 対話を基本とした保護者・関係機関等との連携及び情報の共有
 ・ 連絡帳や学級通信,教育相談等の充実と活用
12 安心確保と安心安全な環境づくり
 ・ 安全点検の実施や確実な見守り,ヒヤリハット事例の共有
 ・ 盲児と弱視児が安全に活動できるための導線の確保といった環境整備や言葉掛けの推進
13 専門性の維持や向上と研修の充実
 ・ 点字・弱視指導や歩行指導等の視覚障害教育に関する研修の推進
 ・ 視覚障害のある児童の特性に応じた教材・教具・視覚補助具等の研究と情報の共有
14 センター的役割の充実
 ・ 視覚に障害のある幼児・児童に対する来校相談及び巡回相談等の支援体制の充実
 ・ 幼稚園や保育園,小学校,特別支援学校,関係機関等との効果的な連携
15 啓発活動の一層の推進と情報発信
 ・ 視覚に障害のある児童や保護者,一般の方々への視覚障害教育に関する支援や啓発

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中学部

教育目標

 生徒一人一人の障害の状態及び特性等に応じた,中学校に準ずる教育を行い,個に応じた社会参加と自立に必要な基礎的・基本的な知識・技能・態度の定着に努め,主体的に行動しようとする心豊かな生徒を育成する。

努力点と具体的な取組

1 一人一人の人権を大切にした教育活動の推進
 ・ 生活年齢にふさわしい言葉掛けなど生徒の人権を尊重したかかわり
 ・ 生徒一人一人の特性を尊重した教育活動の推進
2 学校評価の効果的な活用と信頼される学部づくり
 ・ PDCAサイクルに基づく学校評価を生かした指導内容の充実と課題解決に向けての職員の協力体制づくり
3 実態に応じた確かな学力の育成
 ・ 確実な実態把握と生徒一人一人の学力に合わせた授業づくり
 ・ 学ぶことへの興味・関心を高める取組
 ・ 個々の生徒の実態に適応する各教科の学習指導計画の作成と実践
4 一人一人に応じたきめ細かな指導の充実
 ・ 検査等の活用及び保護者との連携による的確な実態把握と具体的目標設定
 ・ 教育的ニーズに応じた「個別の教育支援計画」の策定及びそれに応じた各教科・領域等の「個別の指導計画」の活用によるPDCAサイクルに基づいた授業の改善
5 授業力向上を目指した授業実践
 ・ 個々の生徒の課題の焦点化と指導法の改善
 ・ 触察教材やICT活用の充実
 ・ 教師の自己評価や生徒による評価を活用したPDCAサイクルによる授業力の向上
6 キャリア教育の推進と適性等に応じた進路指導の充実
 ・ 他学部と連携した指導及び情報提供,将来の社会参加に向けた課題の明確化
 ・ 生徒自身が自分の適性を把握して適切に進路選択できる認知力・判断力の養成
7 豊かな心と健やかな体の育成,及び環境教育の充実
 ・ 挨拶など適切なコミュニケーション能力とソーシャルスキルの獲得
 ・ 継続した体力づくりや食育等の充実を通した,健康の保持・増進
 ・ 自分の生活に生かす環境教育の推進
8 個に応じた丁寧な対応と生徒指導の充実
 ・ 生徒情報の共有と一人一人の課題に即した対応による一貫した丁寧な指導,教師の協力体制の充実
 ・ 基本的な生活習慣の確立と家庭と連携した指導及び支援
9 体験学習等の推進と交流及び共同学習の充実
 ・ 生徒が協力して,積極的に活動することができる共同及び交流学習の充実
 ・ 相手を理解し自身の成長を目指す体験学習の実施
 ・ 日常生活に生かすことのできる体験的な活動の充実
10 一人一人に応じた自立活動の充実
 ・ 課題解決に向けての家庭や施設等と連携した活動の設定及び指導
 ・ 自立活動の「個別の指導計画」のPDCAサイクルの推進
11 保護者及び関係機関等との連携と指導体制づくりの推進
 ・ 個々の生徒の情報の共有に基づく一貫した指導体制及び連絡体制づくり
 ・ 連絡帳,学級通信,教育相談を活用した保護者との連携
12 安全確保と安心安全な環境づくり
 ・ 定期的な安全点検とヒヤリハット事例の共有
 ・ 安全点検簿によるチェック及び改善
 ・ 災害時避難や感染症対策等を含めた危機管理体制の徹底と防災・安全教育の充実
13 専門性の維持や向上と研修の充実
 ・ 視覚障害教育及び特別支援教育に関する情報の共有と活用
 ・ 個々の生徒の特性に適応する教材・教具の作成と活用
14 センター的役割の充実
 ・ 巡回相談や来校相談を通じた県内全域における視覚障害についての専門的な助言
15 啓発活動の一層の推進と情報発信
 ・ 関係機関や一般社会への啓発活動の推進と情報発信

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高等部

教育目標

 生徒一人一人の障害の状態及び特性等に応じた,高等学校に準ずる教育を行い,個に応じた社会参加と自立に必要な知識・技能の習得と実践的な態度の育成に努め,社会人として主体的に生きる心豊かな生徒を育成する。

努力点と具体的な取組

1 一人一人の人権を大切にした教育活動の推進
 ・ 一人一人の生徒を大切にした学習活動づくり(一人一人が大切にされる授業)
 ・ 一人一人の生徒を大切にした人間関係づくり(互いのよさや可能性を認め合う仲間)
 ・ 一人一人の生徒を大切にした環境づくり(安心して過ごせる学部・学級)
2 学校評価の効果的な活用と信頼される学部づくり
 ・ PDCAサイクルに基づく学校評価を生かした教育活動の推進
 ・ 普通科・理療科部会,学部会等の効率的な運営と協力体制の推進
3 実態に応じた確かな学力の育成
 ・ 基礎学力の定着と学力向上
 ・ 生徒の自主的学習態度の育成
 ・ 福祉就労,就職,進学,国家試験等に配慮した指導の推進
 ・ 新学習指導要領に対応した教育課程の編成と実践
4 一人一人に応じたきめ細かな指導の充実
 ・ 学部・寄宿舎・家庭・関係機関との連携と協力体制の推進
 ・ 「個別の教育支援計画」,「個別の指導計画」のPDCAサイクルの推進
5 授業力向上を目指した授業実践
 ・ ICT活用の充実と授業改善
 ・ 相互授業参観や研究授業等を通した授業力向上
6 キャリア教育の推進と適性等に応じた進路指導の充実
 ・ 産業現場等における実習,職場等実習,校外実習等を通じた勤労観・職業観の育成
 ・ 将来設計の立案と自己選択・自己決定力の育成
 ・ 実習先・進路先の開拓と移行支援会議等の充実
7 豊かな心と健やかな体の育成,及び環境教育の充実
 ・ 人権教育の推進と卒業後の生活につながる食育,健康・安全指導の推進
 ・ 家庭や地域の生活に生かす環境教育の推進
8 個に応じた丁寧な対応と生徒指導の充実
 ・ 生徒の状況把握,教育相談の充実(生徒理解の深化)
 ・ 社会人・施術者としてマナーやルール,協同する力の育成
 ・ 望ましい人間関係の形成と自主的,実践的な態度の育成
9 体験学習等の推進と交流及び共同学習の充実
 ・ 卒業後の生活につながる校外学習や体験学習の充実
 ・ 校内外の実習を通した社会人・施術者としての自覚と態度の育成
 ・ 近隣の高等学校や地域住民等との交流及び共同学習の推進
10  一人一人に応じた自立活動の充実
 ・ 自立活動の「個別の指導計画」のPDCAサイクルの推進
 ・ 社会参加と自立に必要な総合的な力の育成
11 保護者及び関係機関等との連携と指導体制づくりの推進
 ・ 連絡帳や学級だより,学部だよりの充実と活用
 ・ 自学学習の習慣の確立
 ・ 保護者,寄宿舎,関係機関等との連携と一貫した指導の推進
12 安全確保と安心安全な環境づくり
 ・ 定期的な安全点検とヒヤリハット事例の共有
 ・ 安心安全な教育環境の整備
 ・ 災害時の避難や感染症対策を含めた危機管理体制の徹底と防災・安全教育の充実
13 専門性の維持や向上と研修の充実
 ・ 教科指導や視覚障害教育に関する基礎的資質及び専門性の向上
 ・ 指導に関する情報や専門性の共有,継承・協同の推進
14 センター的役割の充実
 ・ 視覚に障害のある生徒,成人への教育相談等の支援体制の推進
 ・ 学校見学会,理療科体験入学等の充実
 ・ 関係機関との効果的な連携
15 啓発活動の一層の推進と情報発信
 ・ 関係機関や一般の方々への啓発活動の推進と情報発信

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寄宿舎

目的

 寄宿舎生が集団生活をとおして生活技術を高め,社会人として望ましい態度や生活習慣を確立することを目的とする。

努力点

ア 集団生活を通して,個々に応じた生活習慣の確立や学習習慣の定着のための指導・支援に努める。
イ 寄宿舎生活を通して,感染症対策に対応しながら健康管理を促すとともに,食育の充実に努める。
ウ 避難訓練などを通して,寄宿舎生の意識を高めるとともに,安全管理体制の充実に努める。
エ 日々の会話を通して,寄宿舎生の理解に努めるとともに,相談しやすい状況をつくり,互いを尊重し大切にする心の育成を目指す。
オ 自治会活動・行事運営を支援し,明るく活気ある寄宿舎生活の推進に努める。
カ 家庭・各学部との綿密な連携のもと,自立のための指導・支援に努める。


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